鼻うがいが蓄膿症に効果的ってほんと?鼻づまりで吸えない場合は?

最近、蓄膿症の症状改善に「鼻うがい」が効果的!
という事で注目されているようですが、

実際のやりかたや、
その効果は果たしてどのようなものなのでしょうか?

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鼻うがいは蓄膿症に効果的?理由は?

蓄膿症とは、鼻の奥に繋がっている副鼻腔という
空洞にある粘膜が、風邪や疲れ等による体力の低下により、
ウイルスやアレルギー等が原因で一時的に炎症を起こす
「副鼻腔炎」が原因で引き起こされる症状です。

この「副鼻腔炎」の症状が長引くと、
炎症を起こしている患部に膿が発生し、
やがて副鼻腔内に溜まっていきます。

通常は体力の回復によって、
副鼻腔の炎症が収まると同時に膿も体外に排出されるのですが、
中には炎症が治り切らずに膿が残ってしまう場合があります。

そして、その症状が3ヶ月以上続くと「慢性副鼻腔炎」と言われ、
これがいわゆる「蓄膿症」と呼ばれる症状なのです。

この「蓄膿症」を放置したままにすると、
最初はサラサラだった膿が粘度のあるネバネバの膿に変化し、
鼻をかんでも出しきれずに残ってしまうようになり、

やがては鼻孔を塞いで「鼻詰まり」「鼻の奥で嫌なニオイがする」
「食べ物の味が分からない」「頭痛、顔面痛」などの症状を
引き起こします。

そこで、副鼻腔内の膿を洗い流す目的で、
副作用などの心配がなく手軽に行える民間療法として、
古くからインドで行われていた「鼻うがい」
が注目されるようになりました。

そして、その効果は「正しいやり方で行う」ことで、
副鼻腔内の膿や細菌などを体外に排出できる事から
「蓄膿症」の症状改善効果が認められています。

注 正しいやり方は最後にまとめて記載しておきます。

鼻詰まりで鼻うがいができない場合

鼻うがいが蓄膿症に効果があるのは分かったけど、
「そもそも鼻が詰まっているから、鼻うがいなんてできないよ!」
とおっしゃる方もいると思います。

そういう方の場合は、点鼻薬や飲み薬で一時的に
鼻の通りを良くする方法が一般的だと思いますが、

薬を使わなくても鼻の通りを良くする
「簡単なエクササイズ」と「ツボ」をご紹介しますので、
薬を使う前に、まずはそちらを試してみて頂きたいと思います。

ただし、既にご存知かも知れませんが、
この方法は長く蓄膿症を患っている方への効果は、
あまり期待できないかもしれませんのでご承知下さい。

まず「鼻詰まりを解消するエクササイズ」のやり方を説明します。

ステップ1・思いっきり深く息を吸います。
ステップ2・次にゆっくりと息を吐いて、吐き切って下さい。
ステップ3・鼻をつまみます。
ステップ4・空を見てから地面を見るように、
ゆっくりと頭を上下に動かします。
(この時に、空を見てから地面を見るまでに
2秒~3秒くらいかけて動かします。)
ステップ5・ステップ4の動作を「これ以上息が限界!!」
というところまで続けます。

やり方は、この動画を参考にして下さい。

次に、鼻の通りが良くなる「ツボ」ですが、
小鼻の真横のくぼみに「迎香」(げいこう)
というツボがあります。

その迎香というツボに人差し指をあて、
下から上に押し上げるように3秒間押し、3秒休む。
この刺激を3秒×3秒を1セットとして、
5セット繰り返すと高い効果が期待できるそうです。

これも、文章だけでは分かりにくいと思いますので、
やり方を解説した動画を紹介しますので参考にして下さい。

概ね上記の方法で、殆どの場合は鼻の通りが良くなりますので、
この2つの方法を試してみてから薬を使っても遅くはないと
思いますので、まずは試してみて頂くことをお勧めします。

鼻うがいで必要な物は?市販で用意できる?

鼻うがいには2種類のやり方があります。

1つ目は、ヨガなどで行われている
「片方の鼻の穴から洗浄水を入れて、もう片方の鼻の穴から出す」
というやり方。

2つ目は、コップなどの器に入った洗浄水を
「片方の鼻の穴から吸って、口から吐き出す」
というやり方です。

1つ目の「鼻から鼻に流す」やり方で必要な物は
・洗浄水
・鼻に洗浄水を注ぎ入れるためのポット
が必要です。

このポットと言うのは、鼻洗浄専用の「ネティポット」
というものが市販されていて、形はティーポットを
変形させたような形をしています。

材質は、陶器や金属、プラスチックと様々ですが、
特に専用品でなくても病院等で使っている「吸口」(すいくち)
のような、先端が鼻の穴に入るくらいの細さの注ぎ口の物
であれば代用できます。

ただし、注ぎ口の先端が鋭くなっているものは、
鼻の穴に差し込んだ時に鼻の粘膜を傷つける恐れがありますので、
できるだけ先端が丸くなっているものを選んで下さい。

なお、
市販品には小型ポンプから伸びたホースの先にノズルが付いていて、
強制的に鼻の中に洗浄水を送り込む仕組みの物や、

小型のボトルの先端にノズルが付いている
ハンディータイプの物も販売されていますので、
外出の多い方は検討してみると良いと思います。

2つ目の「鼻から吸って、口から出す」やり方で必要な物は
・洗浄水
・洗浄水を入れる器(コップ、マグカップ、洗面器など)

このやり方の場合は、洗浄水さえあればそれを入れる器は
何でも構いませんので、特別に用意するものは洗浄水だけです。

そこで、どちらも共通で必要な洗浄水ですが、
薬局などで売られている洗浄液でも構いませんが、
体液に近い0.9%の生理食塩水があれば問題ありません。

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つまり、1リットルのお水に対して0.9グラムの
食塩を溶かせば0.9%の食塩水が出来上がりますが、
ここで気をつけなければいけないのが、

「塩素を含んだ水道水は使ってはいけない!」
ということです。

どういうことかと言いますと、
塩素が入ったお水を鼻の中に入れると、
「ツーン」とする原因になってしまうのと、

更に塩素の刺激によって副鼻腔内の炎症を
悪化させる原因となってしまうからです。

ですから、
洗浄水を作る時は必ずミネラルウォーターや精製水、蒸留水などの、
塩素を含まないお水を使用するようにして下さい。

そうは言ってもミネラルウォーターや精製水を、
鼻うがいの為だけに使うのはもったいないですよね。

要するに「塩素を含まないお水」であれば良い訳ですから、
水道水を3~5分程度煮沸させるか、
半日~1日、日光に当てて放置しておけば塩素は抜けますので、
そうすることで水道水の鼻洗浄水への使用が可能になります。

最近では、スーパーなどで専用タンクを購入すれば、
精製水がタダでもらえるシステムなどもあるようですから、
そう言ったお水を使うのも良い方法だと思います。

なお、生理食塩水に使うお塩も、できれば「岩塩」や「天然塩」
の方が「ツーン」とする刺激が少ないのでおすすめなのですが、
このあたりは普通の「塩化ナトリウム」でも差支え無いようです。

鼻洗浄のやり方

まずは、どちらのやり方にも共通することは、
37度くらいの体温と同じ温度に温めた、
濃度0.9~1%の生理食塩水を用意します。

まずは、「片方の鼻から洗浄水を入れて、
もう片方の鼻から出す」やり方

1・洗浄水200cc程度をネティポットに入れます
2・洗面台などの上で少し前かがみになって顔を横に向けます
3.鼻で呼吸ができませんので、少し口を開けて口呼吸をします
4・上になった鼻の穴にネティポットを付け洗浄水を流し込みます
5・流し込みつつ、もう少し顔を横に傾け向けていくと、
やがて上の鼻から通ってきた洗浄水が下の鼻から出てきます。

注意
鼻うがい中はツバを飲み込まないようにして下さい。

ツバを飲み込んでしまうと、
副鼻腔と繋がっている耳の方に洗浄水が入ってしまい、
中耳炎の原因になることがあります。

6・必要量を流し終えたら、
反対側の鼻の穴からも同じように洗浄水を流します。

7・最後に鼻の中に残った洗浄水を排出します。
注意
この時に、直ぐに鼻をかみたくなると思いますが、
これもツバを飲み込むのと同様に、洗浄水が耳の方に入って、
中耳炎の原因になることがあります。

鼻洗浄後の洗浄水の排出方法は、
深くお辞儀をするように頭を下に向け、
そのまま顔を左右に向けると洗浄水が出てきますので、
軽く鼻をかむようにして洗浄水を排出して下さい。

必ず強くかまないようにして下さい。

文章では分かりにくいですから動画を添付しておきますので、
参考にしてみて下さい。

次に「鼻から吸って、口から吐き出す」やり方です。

1・体温程度に温めた必要量の洗浄水を、
コップなどの器に用意します
2・器の中の洗浄水を片方の鼻からゆっくり吸い込みます。
その時に、つい飲み込んだり、むせたりする事があるので、
ちょっとノドを締めつける様な感じで吸い上げるのがコツです。
3・口に出てきた洗浄水を吐き出します
4・ 2・3を器の洗浄水が無くなるまで繰り返します
5・反対の鼻も同様に繰り返します
6・副鼻腔内に残った洗浄水を排出します

この場合も鼻を通すやり方の時と同様で、直ぐに鼻をかまずに、
深くお辞儀をするように頭を下に向け、
そのまま顔を左右に向けると洗浄水が出てきますので、
軽く鼻をかむようにして洗浄水を排出して下さい。

ちなみに、
洗浄水をきちんと排出しきれないまま日常生活に戻ってしまうと、
思わぬ時に鼻から洗浄水が「ツー」と流れ出てきて、

思わぬところで恥ずかしい思いをする事にもなりかねませんので、
洗浄水はきちんと排出するようにして下さい。

この鼻うがいのやり方も動画を紹介しますので、
参考にしてみて下さい。

なお、この動画の方は片方で1リットルの洗浄水を
使用していますが、量に決まりはありませんので、
ご自分で納得の行く量の洗浄水を使用して下さい。

なお、鼻うがいを行う時間や回数に特に決まりはありませんが、
やり過ぎてしまうと鼻の粘膜にある免疫成分までも洗い流して
しまい、却って鼻の免疫機能を低下させてしまいます。

したがって、一日に2~3回の鼻洗浄が適切と思われます。

鼻うがいを行うにあたって、最初のうちはムセてしまったり、
思わぬ所に洗浄水を飛び散らかしたりさせるおそれもありますから、
どちらのやり方にしても、
最初はお風呂に入った時に行なってみるのが安心だと思います。

まとめ

以上のように、
鼻うがいは正しく行えば蓄膿症の症状改善に有効です。

ポイントは、鼻うがいをやり過ぎない事と、
副鼻腔内に残った洗浄水をきちんと排出する事です。

最初は上手くできなかったり、
鼻に洗浄水を入れることに抵抗を感じるかもしれませんが、
少し練習すれば直ぐに出来るようになりますので、

正しい鼻うがいをマスターして、蓄膿症の不快な症状の無い
快適な日常生活を手に入れてみてはいかがでしょうか?

※合わせてよく読まれている記事はコチラ
>>鼻うがいの痛くないやり方のコツ、薬局にある薬について

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