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花粉症と風邪同時に併発することがあるの?薬はどうなる?

健康
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スギ花粉症などは風邪が流行する季節と重なります。
発症の初期段階では、くしゃみや鼻水などの症状が似ていてわかりづらいようです。

風邪も花粉症と似たような症状があるので、どちらを受診したらいいのか、迷ってしまうかもしれません。

花粉症の症状をよく理解して見分けることで、風邪との違いが分かると思います。

まず、花粉症と風邪の症状の違いを見てみましょう。

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花粉症と風邪は同時に併発することがある? それぞれの症状や見分け方は?

最初に、花粉症の症状と風邪の症状それぞれについて見てみましょう。

[su_box title=”花粉症の症状” style=”glass” box_color=”#1f21ba”]

鼻水:無色のサラサラした鼻水 色が濁り粘着性のある鼻水
頭痛:あまりない ある
発熱:あまりない ある(高熱になる)
くしゃみ:止まらない(よく出る) 殆ど出ない
目のかゆみ:ある ない
喉の痛み:殆どない ある
症状の期間:長く続く 長くて一週間程度
天候による影響:晴天、風邪の強い日に悪化 天候に影響なし[/su_box]

[su_box title=”風邪の症状” style=”glass” box_color=”#1f21ba”]
鼻水:色が濁り粘着性のある鼻水
頭痛:ある
発熱:ある、高熱になる
くしゃみ: 殆ど出ない
目のかゆみ:ない
喉の痛み: ある
症状の期間:長くて一週間程度
天候による影響:天候に影響なし[/su_box]

上記のように、鼻水や熱の差などがわかりやすいです。

風邪は誰でもかかるものですが、花粉症やアレルギー性鼻炎の方が風邪をひかれると、
副鼻腔炎が重症化したりすることがあります。

特に空気が乾燥している時や寝不足、からだの抵抗力が弱くなっている時に、副鼻腔炎にかかることが多いようです。

ウイルスの感染から起こり、ウイルスに感染した時の症状は全身の倦怠感、鼻水、鼻づまりが主なもの。
いずれは細菌感染に移行するので、鼻水が水様のものから黄色い鼻汁に変化してきます。

副鼻腔炎は、副鼻腔という洞内に膿がたまり、洞内の粘膜が腫れる病気。
そもそもアレルギー性鼻炎の患者さんの鼻の粘膜は、腫れやすい傾向があるので、
風邪にかかると副鼻腔炎を併発しやすく、併発すると、頑固な鼻づまり、頭痛、喉にドロドロした鼻水が流れる、などの症状が出ます。
まさに、風邪の時のような黄色い鼻水やタンです。

また、通常の花粉症の場合でも、全身的な症状として微熱や頭痛が起こることはたまにあります。
ですが、、小児では、37.5℃を超えた場合に、はじめて微熱と表現されるそうで、
成人で言う37.0~37.4℃程度の微熱を認める小児も少なくありませんのでご注意ください。

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また、アレルギー性鼻炎のため、睡眠不足になって頭痛が生じることもあります。
酷い鼻づまりなどによって頭が重く感じたり、頭痛がしたりすることを鼻性頭痛といい、
アレルギー性鼻炎でも年長児や成人では、その鼻性頭痛が起こることがあります。

花粉症と似た症状だが、風邪以外の病気も考えられます。
通常のアレルギー性鼻炎は、ほこり、ダニの死骸・フン等のハウスダストが原因となり、
中高年の血管運動性鼻炎は寒さなどの気温差や、湿度の変化で起こりやすく、
これらも、風邪かも、と思ってしまう症状に似ています。

自身がなければ、医師に相談しましょう。

花粉症と風邪を同時に併発した場合、薬はどうすればいいの?飲み方の注意点は?

花粉症と風邪では、くしゃみ・鼻水などの似たような症状だと、先ほどわかりました。

くしゃみ・鼻水の原因はヒスタミンというアレルギー物質が体内で増え、
体が必死で体外に悪い物を出そうとする働きをするため。

これは風邪でも花粉症でも同じことなので、基本的に処方される薬は同じ抗ヒスタミン剤です。

治療としては、副鼻腔炎や風邪が進行する前に身体の保温に努め、十分な睡眠をとりましょう。
抗生物質をしばらく続け、色の着いた鼻汁がなくなったら、抗ヒスタミン薬、鼻噴霧用ステロイド薬の使用を続けましょう。

花粉症の方が風邪を引いてしまった場合、
同じ成分の薬を2倍飲んでしまうことになりますので要注意。

花粉症と風邪の併発に限らず、薬を複数併用することは大変危険です。
絶対に止めましょう。
症状が辛い場合は、必ず医師に相談の上指示を仰きましょう。

まとめ

誤った薬の処方で体調を崩しては無駄につらいだけです。
十分な注意が必要ですし、そもそも風邪は、薬を飲まなくても十分な休養をとれば自然に治ると考える方もいらっしゃいます。

風邪は、通常の場合の原因は、ウイルスによる感染症。
数日から1週間前後、長くても10日前後で自然治癒することが多いもの。
それ以上症状が続く場合には、細菌感染症やアレルギー疾患、そのほかの呼吸器の病気も否定できません。
早めに医療機関を受診して医師の診断を受けるようにしてください。
恐らくは風邪だろう、とか、微熱だから、大丈夫など、と長期間放置していて悪化してしまった、という人も多いようです。
そうしているうちに、他のさまざまな病気が合併して事態が深刻化することもありえます。
思い当たる方は早めに対応されることをお勧めします。

また、花粉症そのものも放っておくとどんどん悪化していきます。
花粉症の症状が出始めたら、すぐに病院に行きましょう。

医師と相談しながらどちらの薬を優先するのかなどの計画を立て、くれぐれも自己判断で薬の併用をしないように気を付けましょう。

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