どんど焼きの「どんど」は、「尊(とうと)や尊(とうと)」と
言いながら櫓で火を燃やしていたのが、歳月の中で「どんど」に
変わったという説があります。
2015年のどんど焼き、ぜひ参加しましょうね。
どんど焼きとは?どんな意味がある?
どんど焼きって、それぞれの家庭にお迎えした歳神様が、
どんど焼きの炎に乗って天に帰って行く行事なんです。
と同時に、どんど焼きの火にあたったり、どんど焼きの火で焼いた
団子を食べると、その1年間健康でいられるとも言われます。
無病息災・五穀豊穣を祈る大切な大切な民間伝承行事なんですね。
このどんど焼きは現在では日本の各地で行われています。
時期は、小正月といわれる1月14日ないしは15日です。
どんど焼きで燃やしていいものは?
どんど焼きで燃やすものは本来は、
お正月に飾った門松・注連縄(しめなわ)・書き初め
等でした。
有効期限(買ってから1年)が過ぎた「御札」や「お守り」は
燃やしてはいけないんでしょうか?
という疑問が湧いてきますよね。
こういうものは主催側に聞いて教えてもらうのが一番です。
ハッキリした答えが得られなかった場合は、近くの神社やお寺
に引き取っていただきましょう。
社務所等で聞くと教えてくれるはずです。
お世話になった「御札」や「お守り」に感謝の気持ちで、
お賽銭箱に気持ちの分を入れると良いと思います。
どんど焼きで燃やしたらダメなものは?
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「プラスチック類」がそうです。
どんど焼きを燃えるゴミを燃やすみたいな感覚で考えては
いけません。
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「プラスチック類」を焼いた臭くて真っ黒な煙で歳神様を
帰してしまったら、感謝やお願いどころではなくなりますよね。
「プラスチック類」は燃やさないっていうのは、実は
ダイオキシンの問題もあるんですよ。
文明発達の弊害、といったところですね。
また、物理的に燃えるものであっても神社やお正月に関係のないもの
(木彫の置物やぬいぐるみなど)はNGなところが多いです。
また、しめ縄飾りも分解して持っていく必要があり、
燃えない飾り部分は外していきましょう。
・水引部分の針金
・エビや松などの飾り(針金やプラスチックでできている場合)
・橙(みかん)の作り物(プラスチック)、ナマモノ
・鈴
これらは外す必要があります。
まとめ
どんど焼きには祓い清めるという意味がありますが、実はもう
ひとつの意味があるんです。
それは、、、
正月に浮かれた気持ちを現実の世界に戻す、っていう事なんです。
これって深くないですか?神様って本当に良く考えてますよね。
神様がこうだから、って言えばしない訳にはいきません。
昔の人の知恵も凄いです。
日本の文化の深さに感服、ですね。
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