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鎌倉のあじさい見頃は?おすすめの名所5選

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雨季の頃の風物詩といえば、「 あじさい 」を思い浮かぶ方、多いと思います。
晴れた空より、雨や雨上がりの空の方が似合うお花のように感じます。

あじさいを楽しむために多くの方がいらっしゃる鎌倉。
今回は、鎌倉のあじさいの見頃や名所をおすすめします。

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鎌倉あじさいの見頃はいつ?

この数年、気候の変動により、開花予測が難しくなっていますが、
鎌倉の「 あじさい 」は、5月下旬頃から色づきはじめ、
6月上旬から中旬頃に見頃を迎えます。

2015年に関して言えば、あじさいの開花時期も例年通りの6月上旬からとなりそうです。

見頃のピークも、6月15日から30日ぐらいまでとなりそうです。

鎌倉であじさいを見るなら名所は?おすすめ5選

「 明月院ブルー 」を楽しみましょう。
「 明月院 めいげついん 」

明月院の起源は、平治の乱で戦死した首藤俊道の菩提を弔うために子供の山之内経俊が創建した、とのこと。
その後、北条時頼がこの地に最明寺建てたのが康元元年。
時頼の死後廃れていた最明寺を、北条時宗が蘭渓道隆を開山として再興し、禅興寺と改名。
康暦2年、関東管領の職に就いていた上杉憲方が寺域を拡大して塔頭を建てた際に、明月庵は「 明月院 」と改名、支院の首位に置かれたそうです。

そして、明治初年に禅興寺が廃寺となり、「 明月院 」だけが残り、現在に至っています。

あじさい寺の異名をとるほどの「 明月院 」ですが、あじさいが植えられたのは戦後まもなく。

境内にあじさいを植えた理由は、戦後、境内を手入れする人手が足りなかったので、手入れが楽なあじさいを植えた説。
戦争で荒んでしまった世の中と人々の心を癒すために植えた、という2つの説があります。

明月院に植えられているあじさいは、ほとんどが「 姫あじさい 」という日本の古来種。

咲き始めは白く、しだいに青みがかっていき、そして、真っ青に染まる、あじさいの変化がより一層楽しめます。
あじさいの美しい青は、俗に「 明月院ブルー 」と呼ばれているそうです。

所在地: 〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内189
電話: 0467-24-3437
拝観時間9:00~16:00 ※6月は8:30~17:00
拝観料:560円

女性救済のお寺は雨季も色鮮やかです。
「 東慶寺 」

北鎌倉の花の寺として知られる東慶寺。
東慶寺は、弘安8年の創建。

駆け込み寺や縁切り寺とも呼ばれ、女性を救済するための尼寺として有名です。
東慶寺で三年間奉公をすれば離縁できるという縁切寺法があったそうです。
五世用堂尼以降は24ヶ月に短縮、とのこと。

また、墓地には、覚山尼、用堂尼、天秀尼、釈宗演など歴代住職をはじめ、西田幾多郎、安倍能成、岩波茂雄、鈴木大拙など各界の有名人が眠っているそうです。

5月下旬頃から「 やまあじさい 」。
6月に入ると「 西洋あじさい 」が色づき始めます。

また、あじさいが咲き始めると、いわたばこ、岩がらみ、ハナショウブ、八重のドクダミも見ごろを迎えます。

所在地: 〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1367
電話:0467-22-1663
時間:8:30~17:00
拝観料:200円

あじさいの三大名所の1つ、人気のパワースポットです。
「 成就院 」

真言宗大覚寺派成就院のある地は、
弘法大師が100日間にわたって虚空蔵菩薩をまつる修行を行なった場所といわれ、
承久元年、三代執権北条泰時がこの寺を創建。
北条一族の繁栄を祈願したと伝えられているのです。

参道の石段の両側には、般若心経の文字数と同じ262株のあじさいが植えられおり、北鎌倉の明月院、長谷の長谷寺とともに「 あじさいの三大名所 」と言われています。

他にも、本堂前でイワタバコも愛でることができます。
また、あじさいが植えられている参道の石段は、煩悩の数と同じ108段です。

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成就院の本尊は縁結び不動明王。
男女の縁のみならず、仕事の縁や人間関係の縁にもご利益があるとのこと。
本堂前に置かれている本尊御分身は、人気のパワースポット。
最寄り駅の江ノ電極楽寺駅では、あじさいの季節限定の入場券が販売されます。

所在地: 〒248-0023 神奈川県鎌倉市極楽寺1-1-5
電話:0467-22-3401
時間:8:00~17:00
拝観料:無料

2000株を超える色とりどりのあじさいが楽しめます。
「 長谷寺 」 

天平8年の創建と言われ、鎌倉時代以前からある古寺です。
坂東33ヵ所観音霊場の四番札所であり、本尊の十一面観音は高さ9.18mあり、木造では日本一。
この像は大和の長谷寺の観音様と同じ楠の一木造りで、立ち姿が美しく、康永元年に足利尊氏によって、金箔を施され、明徳3年には足利義満が光背を造って納めたといわれています。
宝物館には文永元年の銘のある梵鐘や、元徳の銘のある懸仏などがあり、本尊は十一面観世音菩薩があります。
長谷寺の経蔵裏の散策路には、2000株を超える色とりどりのあじさいが植えられており、雨季には朝早くからの行列ができるほどの人気ぶりです。

良縁地蔵は、長谷寺の境内の3箇所に置かれていおり、あじさい散策を楽しみながら探すのも楽しみの一つです。
また、ハナショウブやイワタバコ、花しょうぶ,梅、椿、さるすべり、桔梗も見頃を迎え、放生池に浮かべられた花筏も楽しめます。

境内からの由比ガ浜の眺望や長谷観音、弁天堂と洞窟なども有名。
アジサイ,の花の時期.特にアジサイの時期はアジサイ散策道が見事

所在地:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2
電話:0467-22-6300
時間:8:00~17:00
拝観料:300円

光則寺は、「花の寺」として人気のある寺
「 光則寺 」
五代執権北条時頼の家臣宿谷光則が自邸を寺とし、文永8年、極楽寺の忍性らに訴えられ逮捕された日蓮が佐渡に流される龍ノ口法難の折、ともに捕らえられた弟子の日朗が幽閉された地。
その日朗を監視する任に就いたのが宿谷光則だったとのこと。
光則は、弟子の身を案ずる日蓮に心を打たれ、のちに帰依したと伝えられています。

裏山には日朗が幽閉された土牢があり、その傍らには日蓮が日朗に送ったといわれる手紙「 土牢御書 」土籠御書の石碑が建てられています。

他にも、詩人宮沢賢治の「 雨ニモマケズ 」の詩碑があり、の活動を支えたのが日蓮宗ならでは。

光則寺の境内には、全国各地から集められた鉢植えの「 やまあじさい 」が並べられています。
5月下旬から6月上旬には見頃。
天然記念物のカイドウの木の下に植えられているは、日蓮が修行した千葉県の清澄山原産のやまあじさい「 清澄 」が咲き誇ります。

咲き始めは白地に真っ赤な覆輪で、次第に薄らぐ移り変わりは儚さも感じられます。
6月中旬頃になると土牢石段や本堂裏のあじさいも見頃を迎えます。

所在地:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-9-7
電話:0467(22)2077
時間:日の出~日没
拝観料:100円

まとめ

アジサイの花色は土の酸度によって決まます。
アジサイの花色は、アントシアニン系色素がはたらいていて、青色やピンク色が発色します。
青色は、土中のアルミニウムが吸収され、色素と結合して発色。
逆に、アルミニウムが吸収されないと、ピンク色が発色。
アルミニウムは酸性土壌でよく溶け、アルカリ土壌では溶けないのです。

なので、土を酸性にすれば青花になり、中性~弱アルカリ性の土壌ではピンク花になるのです。
中には土壌に関係なく両方の色にきれいに発色する品種もあります。
ですが、ほとんどは青花系品種を中性~弱アルカリ性に近い土に植えると、赤みを帯びた紫色になるのです。
また、ピンク花系品種は、酸性土壌に植えるとと、青みを帯びた紫色になります。
紫色は濁った色とされてしまうので、生産農家は品種固有の色を判断して、その色をよりきれいに発色させるために土や肥料を調整します。
ちなみに、白花系は色素を持たない品種なので、酸性・アルカリ性どちらの土でも構わない

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