夕方になってくると気になってくる『 むくみ 』。
特に寒い時期は、血の巡りが悪くなり『 むくみ 』やすくなります。
体のパーツには、むくみやすい部分とそうでない部分があり、足は心臓から遠いので『 むくみ 』やすく、
そのため太く見えてしまうように感じ、女性は特に気になってしまいます。
同じ姿勢でいたり、立っていることが多いとおこりやすく、
筋肉疲労により血流が低下、血の巡りが悪くなっているから。
運動不足、睡眠不足、エアコンなどで体が冷える。
足を締め付けるような靴やヒールの高い靴を履く。
水分や塩分の摂り過ぎ、など。
足のむくみは出やすくなる原因には様々なものがあるのです。
接客やレジなど立ち仕事の方は、足のむくみに悩まされることも多いことでしょう。
どのような解決策があるのでしょうか。
立ち仕事での足のむくみを解消する方法は?オフィスでできる対策その1
立ち仕事だと、足に水分量も降りていき、ふくらはぎなど使わないことで、もっと『 むくみ 』がひどくなります。
姿勢を正しく立つことで、いくらか緩和できますが、一日中立っている時に維持することは至難の業。
ストレッチやマッサージが一番効果的ですが、隠れたところで、なるべく動かすことをおススメします。
おススメは
「 伸ばす 」ということ。
かかとのアップダウンはどこでも行えます。
平痛いところでも大丈夫ですし、靴を履いたままでも可能です。
要は、「 つま先立ち 」「 かかと立ち 」を繰り返すだけ。
バリエーションもあり、踵を互いに押し合ったままのアップダウンも効果的。
内転筋、腿の内側を刺激しますし、ヒップアップにも効果的です。
もし、段差があるようでしたら、つま先だけを段差にのせ、膝の裏やふくらはぎを伸ばしましょう。
とても効果的です。
歩くことが多い方にもおススメです。
膝の裏を伸ばす、もしくは、ふくらはぎをのばすこのような動きは、階段の一つ飛ばしなどでも、多少可能です。
ただ、人が多いところとか、スカートの時は控え気味に行いましょう。
立ち仕事での足のむくみを解消する方法は?オフィスでできる対策その2
立っている時に、隠れてできる「 足首回し 」もおススメです。
関節を動かすことで、
立って手軽に足首ブラブラさせてみてください。
それだけでも、効果的。
それは、意外なことに骨盤への影響もあるのです。
骨盤と足首はかかわりが深いので、
実は足首を回してほぐすと、骨盤の可動性が高まるのです。
足首を内側に回す。
これで骨盤が締まるという。
次に、外側へ回してゆるめる。
繰り返せば骨盤の動きが良くなり、骨盤が本来あるべき位置に戻りやすくなります。
骨盤の歪みが矯正されると血流や代謝アップにも繋がります。
足首は柔らかくしておきたいものです。
立ち仕事での足のむくみを解消する方法は?靴下やストッキングについて
現在、ドラッグストアなど色々なところで、
着圧タイプのソックスやストッキングが数多く販売されています。
就寝用タイプの製品もありますが、外出用の製品もあります。
普段からそのような製品の着用で、血行不良を防止しておくことも方法の一つ。
ただし、きつ過ぎて辛いようであれば、
数日に1回程度の着用で様子を見ることをおススメします。
着圧ソックスは長く履く=効果大なわけではないのです。
半日履いたら半日脱ぎましょう。
本来のふくらはぎのポンプ力をしっかり促して、むくみやセルライトの予防をしましょう。
まとめ
むくみの原因はその1「 老廃物の滞り 」
静脈やリンパの流れが滞り、老廃物が管から漏れ出して細胞のすき間に溜まってしまう状態のこと。
通常、ふくらはぎの筋肉を使って静脈やリンパ管をポンプにように動かし、
老廃物を上半身へと押し上げるものなのですが、
筋肉が衰えてポンプ作用がうまく働かなくなると、
体内の水分や老廃物が下半身に滞りやすくなり、むくみが生じてしまいます。
毎日の脚むくみチェックを習慣づけるのも大切なことです。
むくみの原因その2「 冷え 」
脚のむくみには、冷えも大きく関係しています。
日本人の女性約8割が悩んでる症状とも言われ、自分の手を足の内くるぶしから3本分上の部分にあてた際に「 冷たい 」と感じたり、押した時に「 痛い 」と感じる場合は、脚が冷えている証拠。
このような冷え状態が続くと血流が悪くなるのと皮膚の下に水分がたまった状態になり、むくみが発生。
そして、むくんだ状態は筋肉を硬くすることで循環が悪くなり、冷えを増長。
さらには、筋肉が硬くなることで脂肪も燃焼しにくくなり、
皮下脂肪も溜まりやすくなって、
脚がどんどん太くなるといった悪循環を招くことになりかねません。
冷えた脚はむくみだけでなく、
筋肉を硬くすることで贅肉も付きやすくしてしまうのです。
むくみ原因その3「 生活習慣の乱れ 」
食習慣や生活習慣の乱れも脚のむくみには大敵です。
塩分や糖分、水分の過不足、また、不規則な生活で自律神経の調整機能が乱れることも、脚がむくみやすくなるといわれています。
バランスのとれた食事、宵越しのむくみを残さないための質のよい睡眠。
そして、ストレスフリーな生活も、むくみ予防には重要です。
日常に取り入れ、日々、むくみの知らない綺麗なあしをめざしましょう。
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