厄年に出産予定の場合、厄落としについて気になりますよね?
厄祓いは不要だという説や捨て子の習慣などの情報を集めてみましたのでご参考にどうぞ。
厄年に出産。厄落としになるから厄祓いはしなくて良いって聞いたけど?
女性の厄年は(19歳、33歳、37歳)です。
特に33歳は大厄と言われその数字の語呂からもさんさん=散々と例えられます。
でも33歳とその前厄・後厄(32歳・34歳)って
妊娠出産する女性は決して少なくないと思います。
厄年と厄除けについてもう少し知りたい方は
動画を参考にして下さいね。↓
厄年に出産は厄落としになるから厄祓いはしなくて良い
現在ではこの説が主流なのでこれは正しいと言えます。
お産は大変な事もありそれで厄は終わりなので
むしろ厄年に子供を産んだ方が良いという考えもあるようです。
厄年に子供を産むと厄が福に変わる、と。
親の厄を落としてくれる親孝行な子ということです。
神社に厄払いに行ったら出産するのなら必要ないと言われる場合もあるそうです。
逆に厄年の場合は出産は控えたほうが良いという
風習が残っている地方もあるようです。
「厄を背負った子」になるとの事です。
地方によってさまざまないわれがあると思いますので
ご自分のお住まいの土地ではどうか調べてみる、
どうしても気になるようだったら厄除け神社で
お祓いすれば良いのではないでしょうか。
厄年出産すると捨て子にしないといけない習慣とは?(男の子、女の子)
「捨て子なんて」と最初目にするとビックリされると思いますが
あくまで一旦捨てる形にするだけで勿論子は連れて帰ります。
捨て子の風習こそ地方色が強く形式はさまざまです。
八代将軍の徳川吉宗や豊臣秀吉の頃より捨て子の習慣は
記録されています。よって捨て子自体は昔からあるようですが、
きっと現代でやる人はかなり少ないと思います。
根強く風習が残る地方は例外かもしれません。
家族・親戚・近所などと打ち合わせしての
一連の行動で儀式的に行うのでしょう。
この風習は行わないところが多いようです。
女の子のみ行う例が多く見られます。
女性の厄は、自分ではなく身内の人に降りかかるもの
という考えが原因で出来た言い伝えという説が濃厚です。
捨て子にするって、どこに捨てるの?誰が拾う?引き取リ方は?
例えばある地方では男の子の場合は産んだだけで厄払い出来た事になるけど
厄を川向こうに捨ててきた事に出来ると言います。
川向こうに親戚や誰かが居て拾うやり方です。
少しの時間で良いのかある程度長時間でないと
いけないかなどもその土地によって違います。
長時間我が子が手を離れるなんて心細いですから
綿密に打ち合わせの上の事だったと想像できます。
ある地方では男の子は厄落としになるのでよし、
女の子は四つ角に捨て、近所の人に拾ってきてもらう。
ある地方では男女共通で複雑な手順の儀式を行います。
赤ちゃんを籠に居れ四辻や道祖神の前に捨て両親は
決して振り返らずにその場を去る、
前もって依頼していた「拾い親」役の人が箒と塵取りで
掃きいれる真似の儀式を行い、家に連れ帰ります。
翌日祝い餅を持ち、赤ちゃんに晴れ着を着せ両親の元に送り届けます。
この拾い親は子供の名付け親にもなり、子供は実の母と
同じように母・お母さんと呼ぶ関係になります。
両家の家族を自分の家族とし本当の家族のように
両家が過ごしたといいます。仮親との縁は一生続きます。
決して姥捨てみたいな暗い話ではなく
子供が健康なままみんなが早死にせず大人に成長するのが
難しかった時代の子供を育てる為の知恵に基づいた風習のようです。
その他例は
・出産後退院して家に帰るまでに神社に一旦子供を置いて、
すぐ取りに行って捨て子を拾ったという形式
・病院を出て、看護師さんに拾ってもらう
・捨て子は丈夫に育つ説が残ってる地方もあります。
捨て子は健康を保ち成人を迎えられるとの事。
・「捨て」「拾い」と名前に「拾」をつける事も。
豊臣秀吉が我が子に付けた事で有名です。
まとめ
なにより子供が健康に育ってくれるのが一番ですよね。
情報が少しでもお役に立てましたら幸いです。
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