ツバメが巣作りをする季節になりました。4月半ばくらいから除去にできている
感じがします。せっせと巣作りをする姿は愛おしいですが、フンなどの被害が
多いのも事実です。全体の5~10%の人は嫌がっているようです。
ではツバメの巣を撤去してもいいのでしょうか?法に触れますか?
どうしても撤去したい場合はどうしたらいいでしょうか?調査しまとめてみました。
ツバメの巣の撤去は法律に触れるのか?
ツバメは鳥獣に含まれるので、鳥獣保護法の適用内になります。この法律は
簡単に言いますと、鳥を殺したり、卵を取ったり、傷つけたりすることを罰する
法律になります。1年以下の懲役、100万円以下の罰金になります。
しかし殺す、傷つける、取ることをしなければ大丈夫ということになります。
まだヒナが生まれておらず、巣が作られてはいても、卵を生んでいないのであれば
撤去し、ネットを貼るなどしても法律違反にはなりません。
通常は高いところに巣は作られるので、パッと見た目では卵を生んでいるのか
どうかはわかりません。なのでよく観察した上での対策をするようにしましょう。
法律に触れそうでも、ツバメの巣をどうしても駆除・壊したい場合は?
しかしツバメの糞の被害などで本当に困っている場合はどうしたらいいのでしょうか。
もし鳥獣による環境被害が認められれば撤去することが可能になることがあります。
これは市町村の許可が必要です。
まずは各市町村の自治体に連絡を取ってみることをおススメします。しかし考えて
みますとツバメがいるのはほんの数か月のことです。少し温かく見守ることができる
のではないでしょうか。ただ毎回糞されると本当に迷惑ですが・・・。
ツバメの巣を自分で撤去する方法は?
ツバメの巣は土などで作られていて、それほど頑丈ではありません。手で簡単に
崩すことができます。脚立で間にあう所であれば、登ってビニールに入れるなどして
撤去できます。
しかし巣はいろんな病原菌があるので、素手で触ったりせずに、必ず手袋し、マスクも
装着してから行いましょう。防虫スプレーをしながら行うと、尚良いと思います。
もし高いところでも、ほうきや棒などを用いて崩すことができます。
ツバメは一度作った場所に戻って来やすいので、撤去は適当ではなく、フンの
痕跡もなく、綺麗にしましょう。アパートなどは換気扇の上に作ることが多いので
そこに黒のビニールをその形に切って貼っておくとよいかもしれません。
まとめ
今回はツバメの巣の撤去は法に触れるのか、駆除したい場合の方法などを
まとめてみました。数か月とは言ってもかなり汚れるので大変ですが、十分に
考えた上で対策したいものです。
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