夏になると、家の中でゴキブリを見かけることがありますよね。
「掃除しているのに、なぜ出るの?」
「どこから入ってくるの?」
「ゴキブリを寄せ付けないために何をすればいい?」
と気になる方も多いと思います。
ゴキブリが出るからといって、必ずしも家が不潔というわけではありません。
ゴキブリは、ドアや窓、配管まわりなどのすき間から侵入したり、段ボールや荷物と一緒に持ち込まれたりすることがあります。
対策の基本は、香りや忌避剤だけに頼るのではなく、
侵入口を塞ぐ
→ 食べ物を残さない
→ 水分を減らす
→ 隠れ場所を減らす
ことです。
ゴキブリなどの害虫対策では、食べ物・水・隠れ場所を減らし、侵入口を塞ぐことを組み合わせる方法が基本とされています。
この記事では、ゴキブリがどこから入ってくるのか、侵入を防ぐ方法、寄せ付けないためにできること、市販商品を使う場合の選び方まで紹介します。
私が一人暮らしのときに遭遇した怖いゴキブリ体験
私自身、一人暮らしをしていたころに、今でも忘れられないゴキブリとの遭遇があります。
あるとき、食べた後のものを片づけず、洗い物もそのままにして家を出てしまったことがありました。
しかも、そのまま数日間家を空けてしまったんです。
しばらくぶりに帰宅して、いつものように部屋で過ごしていると……
目の前の壁に、大きなゴキブリが。
びっくりして、とっさに近くにあったスリッパで叩こうとしました。
ところが、見事に外してしまい、
その次の瞬間。
ゴキブリが斜め上から、私の方へ向かって飛んできたんです。
あれは本当に怖かったです。
当時はゴキブリ対策らしいことを何もしていませんでした。
さらに、食べた後のものをそのままにして数日家を空けていたので、今思えば、ゴキブリ対策という点ではよくない状態でした。
もちろん、そのゴキブリがどこから入ったのか、食べ残しが直接の原因だったのかまでは分かりません。
ただ、この経験以来、
「出てから慌てるより、入ってきにくい環境を作ることが大事なんだな」
と感じています。
では、ゴキブリは実際にどこから家へ入ってくるのでしょうか。
ゴキブリの主な侵入経路は?

ゴキブリは、家のさまざまな場所から入り込む可能性があります。
特に確認したいのは、外や共用部分につながっているすき間や開口部です。
玄関ドアや窓のすき間
玄関ドアの下や窓のすき間は、ゴキブリの侵入経路になることがあります。
網戸の破れや、窓とサッシの間に目立つすき間がないかも確認してみましょう。
キッチンや洗面所の配管まわり
シンク下や洗面台の下を見ると、水道管や排水管が壁や床を通っている部分があります。
その周囲にすき間が残っていると、ゴキブリが入り込んだり、建物内を移動したりする経路になることがあります。
換気口や通気口
外につながる換気口や通気口も、建物の構造によっては侵入経路になることがあります。
ただし、換気が必要な場所を完全に塞いではいけません。
破損した防虫網がないかなどを確認し、必要な通気を確保したうえで対策します。
エアコンの配管まわり
「エアコンからゴキブリが入る」と聞くことがありますが、確認したいのはエアコン本体だけではありません。
特に見ておきたいのが、配管を壁に通している部分のすき間です。
すき間が残っている場合は、適したパテやシーリング材などで補修できることがあります。
旧記事では、エアコンのドレンホースをストッキングなどで塞ぐ方法を紹介していました。
しかし、排水を妨げるような塞ぎ方は避けた方がよいでしょう。
ドレンホースを対策する場合は、排水を妨げない専用品を選び、製品の説明に従って使用してください。
段ボールや荷物と一緒に持ち込まれることもある
ゴキブリは、自分で家に入ってくるだけとは限りません。
通販の段ボールや荷物、家具などと一緒に持ち込まれることもあります。
届いた段ボールは必要以上に長く室内へ置かず、不要になったら早めに処分するとよいでしょう。
ゴキブリが入ってくるのを防止する方法
ゴキブリ対策で最初にやりたいのは、入ってから退治することより、できるだけ入れないことです。
玄関や窓のすき間を確認する
ドアや窓に目立つすき間がある場合は、
- すき間テープ
- ドア下用のすき間対策用品
- 網戸の補修用品
などを利用できます。
ただし、ドアや窓の開閉や本来の機能を妨げないようにしてください。
配管まわりの穴を塞ぐ
キッチンや洗面台の下などで、配管の周囲にすき間があれば確認します。
補修できる場所なら、パテやコーキング材などを利用できます。
賃貸住宅では勝手に施工できない場合もあるため、大きな補修が必要なら管理会社や大家さんへ確認すると安心です。
網戸や防虫網の破れを直す
網戸に穴が開いていたり、防虫網が外れていたりすると、ゴキブリに限らずさまざまな虫が入りやすくなります。
破損している場所がないか一度確認してみましょう。
ゴキブリを寄せ付けないために食べ物を残さない

ここは、私自身の一人暮らし時代の経験からも気になるところです。
ゴキブリなどの害虫にとって、食べかすや洗わずに残した食器は食べ物の供給源になる可能性があります。
食べ物は密閉して保存する
開封した、
- 小麦粉
- 砂糖
- シリアル
- お菓子
- 乾物
などは、袋を開けっぱなしにせず、密閉できる容器などに保存するとよいでしょう。
食べた後の食器を長時間放置しない
私が一人暮らしのときにやってしまったのが、まさにこれでした。
「帰ってきてから洗えばいいや」
と思って出かけたまま、結果的に数日間そのまま。
毎回すぐ完璧に片づけるのは難しいこともありますが、特に数日家を空けるときは、
食器を洗う
食べ残しを片づける
生ゴミを捨てる
ところまでは済ませておくと安心です。
食べこぼしや油汚れを残さない
キッチンの床やテーブルには、自分では気づかない小さな食べかすが残ることがあります。
コンロ周りの油汚れや、冷蔵庫・食器棚の下なども時々確認してみましょう。
生ゴミはため込まない
生ゴミは袋の口を閉じ、できればフタ付きのゴミ箱へ入れます。
特に旅行や帰省などで数日家を空ける前は、生ゴミを残したままにしないよう確認しておくと安心です。
ペットフードを出しっぱなしにしない
ペットの食べ残しもゴキブリのエサになる可能性があります。
食べ終わった後のエサを長時間放置しないようにしましょう。
水分を減らすこともゴキブリ対策になる
ゴキブリ対策では、食べ物だけでなく水分を減らすことも大切です。
シンク周りの水分を残しすぎない
夜、シンクや調理台に水滴がたくさん残っていたら、簡単に拭いておくとよいでしょう。
毎回完全に乾燥させなければいけないという意味ではありませんが、水分源をできるだけ減らすという考え方です。
水漏れを放置しない
蛇口や配管から水が漏れている場合は、早めに修理します。
シンク下など目につきにくい場所も、たまに確認しておくと安心です。
植木鉢の受け皿にも注意する
旧記事では、
「植木は基本的に部屋へ持ち込んではいけない」
としていましたが、そこまで極端に考える必要はありません。
ただし、植木鉢の受け皿に水がたまったままになっている場合は、水分源になる可能性があります。
水がたまったままになっていないか時々確認しておきましょう。
段ボールや物をため込まない
ゴキブリは、暗く狭く、隠れられる場所を利用します。
段ボールや紙袋などを大量に積み上げていると、隠れ場所が増えてしまいます。
通販で荷物が届いたら、
中身を出す
→ 虫などが付いていないか確認
→ 不要な段ボールは早めに処分
としておくとよいでしょう。
ゴキブリを寄せ付けないハーブやアロマは効果がある?
「ハッカやハーブ、アロマでゴキブリを寄せ付けなくできる」
という情報を見かけることがあります。
旧記事では、ベチバー精油について「100%ゴキブリを寄せ付けない」と紹介していました。
しかし、特定の研究条件で高い忌避効果が確認されたとしても、一般家庭で同じ効果が必ず得られるとは限りません。
また、
「天然由来なら人工的な香料より効く」
と一律に言うこともできません。
アロマやハーブを使うとしても補助的なものと考え、
侵入口を塞ぐ
食べ物を残さない
水分を減らす
隠れ場所を減らす
という基本対策を優先した方がよいでしょう。
ゴキブリ対策の商品は何を選ぶ?
市販されているゴキブリ対策商品には、さまざまな種類があります。
特定の商品名だけで選ぶより、何のために使うのかで考えると分かりやすいです。
ベイト剤(毒餌タイプ)
ゴキブリが食べる餌に殺虫成分を含ませたタイプです。
使用する場合は、まず製品表示で使用できる場所・設置方法を確認したうえで、ゴキブリの通り道や隠れ場所の近くに設置します。
たとえば、製品表示上問題がなければ、
- 冷蔵庫など家電の周辺
- キッチン収納の奥
- シンク下
- 壁際
などが候補になります。
ただし、商品によって適切な設置方法は異なります。
必ず製品表示を優先し、子どもやペットが触れないよう注意してください。
粘着トラップ
粘着シートは、ゴキブリがどこで活動しているのか確認するのにも役立ちます。
駆除だけでなく、
「どの場所でよく出ているのか」
を確認するためにも使えます。
冷蔵庫の下や壁際などに置いて、どの辺りで多く捕まるかを見ることで、対策する場所を絞りやすくなります。
忌避剤
スプレーや置き型の忌避商品もあります。
ただし、忌避剤だけですべての侵入を防げるわけではありません。
使う場合は、
- 使用場所
- 使用量
- 効果期間
- 火気への注意
- 子どもやペットへの注意
などを製品表示で確認してください。
ゴキブリを見つけたらどうする?
1匹見つけた場合は、その個体を駆除するだけでなく、
どこから来たのか
食べ物や水分が残っていないか
近くに隠れ場所がないか
も確認してみてください。
私のように、いざ目の前に大きなゴキブリが現れると、反射的にスリッパを手に取ってしまうこともあると思います。
ただ、あのときのように逃げられて、しかもこちらへ飛んでこられると本当に大変です。
「次に出たらどうするか」だけではなく、そもそも出にくい状態を作っておく方が気持ちの面でも楽です。
粘着トラップなどで活動場所を確認しながら、侵入口・食べ物・水分・隠れ場所を見直してみましょう。
何度も見かける、短期間に複数匹出るなど、家庭での対策だけでは難しそうな場合は、害虫駆除業者への相談も検討してください。
ゴキブリ対策でまずやること
「結局、何から始めればいいの?」
という場合は、次の順番で家の中を確認してみてください。
- 玄関・窓・配管まわりなどのすき間を確認する
- 食べ残し・汚れた食器・生ゴミを放置しない
- シンク・漏水などの水分を減らす
- 段ボールや紙袋など隠れ場所になるものを減らす
- 必要に応じてベイト剤や粘着トラップを使う
何か一つの商品だけに頼るより、こうした対策を組み合わせることが大切です。
数日家を空ける前にチェックしたいこと
私の一人暮らし時代の失敗もあったので、旅行や帰省などで家を数日空ける前には、次のところを確認しておくと安心です。
- 食べた後の食器を洗ったか
- 食べ残しを片づけたか
- 生ゴミを残していないか
- ペットフードなどが出たままになっていないか
- シンク周辺に大量の水が残っていないか
- 不要な段ボールがたまっていないか
大がかりなゴキブリ対策を毎回する必要はありません。
「食べ物・水・隠れ場所をできるだけ残さない」
と覚えておくだけでも、外出前のチェックがしやすくなります。
まとめ
ゴキブリは、
- 玄関や窓のすき間
- 配管周り
- 換気口
- エアコン配管周り
- 段ボールや荷物
など、さまざまな経路から家の中へ入ってくる可能性があります。
私も一人暮らしのとき、食器や食べた後のものを片づけないまま数日家を空け、帰宅後に大きなゴキブリと遭遇したことがあります。
しかも、スリッパで叩こうとして失敗したあと、こちらへ向かって飛んでくるという恐怖まで経験しました。
そのゴキブリがなぜ入ってきたのかは分かりませんが、当時は侵入防止も、食べ物や水分を減らす対策も何もしていませんでした。
今振り返ると、
出てから慌てるより、普段から出にくい環境にしておくこと
の方が大切だと感じます。
ゴキブリ対策では、
侵入口を塞ぐ
食べ物を残さない
水分を減らす
段ボールなどの隠れ場所を減らす
ことをまず優先します。
市販商品を使う場合も、特定の商品だけに頼らず、目的に応じてベイト剤や粘着トラップなどを選び、必ず製品表示に従ってください。
まずは今日、キッチン下の配管まわり・玄関・窓・食べ物・段ボールあたりからチェックしてみてはいかがでしょうか。


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