育休が明けて職場へ復帰するとき、
「菓子折りって持っていった方がいいのかな?」
「持っていくなら復帰前?それとも復帰当日?」
「誰に、どんなふうに渡せばいい?」
と迷うことがありますよね。
まず結論からいうと、育休明けの菓子折りは必須ではありません。
職場によっては菓子折りを持参する人もいますが、挨拶だけでも問題ありません。
ただ、
「休業中に仕事を支えてもらったことへの感謝を形にしたい」
という気持ちがあるなら、菓子折りを持っていくのもひとつの方法です。
この記事では、育休明けに菓子折りを持っていく場合のタイミングや渡し方、配る範囲、選び方、復職時の挨拶例文を紹介します。
育休明けの菓子折りは必要?

育休明けだからといって、必ず菓子折りを持っていかなければならないわけではありません。
会社から決められているものでもありませんし、職場によって習慣も違います。
そのため、
菓子折りなしで挨拶だけ
でも問題ありません。
一方で、これまで職場で復職した人がお菓子を持参していたり、自分自身が感謝の気持ちを形にしたいと思ったりする場合は、持っていってもよいでしょう。
迷った場合は、以前に育休から復帰した人がどうしていたか、職場の先輩や上司に確認してみるのもひとつです。
大切なのは、菓子折りそのものよりも、
「休業中はありがとうございました。今日からまたよろしくお願いします」
という気持ちを伝えることです。
菓子折りを持っていくなら復帰前と復帰当日どちらがいい?
菓子折りを持参する場合は、復帰当日に持っていくと分かりやすいでしょう。
復帰当日なら、
「今日からまたよろしくお願いします」
という挨拶と一緒に渡せます。
ただし、会社に慣習がある場合はそちらを優先してください。
復帰前に面談や打ち合わせで会社へ行くこともありますが、そのときに菓子折りを持っていかなければならないわけではありません。
復帰前の訪問は、
- 復職後の勤務について確認する
- 担当業務を確認する
- 上司や人事と打ち合わせをする
といった仕事上の目的が中心です。
そのため、復帰前と復帰当日の両方に菓子折りを用意する必要もありません。
持っていくなら1回で十分です。
菓子折りは朝に渡した方がいい?
「復帰初日の朝に渡すのがマナーなのかな?」
と思う人もいるかもしれません。
ただ、必ず朝に渡さなければならないわけではありません。
職場によっては朝一番から忙しいこともありますし、シフト勤務などで全員がそろわない場合もあります。
そのため、
業務の邪魔にならないタイミング
で渡せば大丈夫です。
例えば、
- 出勤後、仕事が始まる前
- 朝礼やミーティングのあと
- 休憩時間
- 上司や同僚へ挨拶するとき
など、職場の状況に合わせます。
「今、お渡ししても大丈夫ですか?」
と一言確認してから渡してもよいでしょう。
菓子折りは誰に渡す?社長や全員にも必要?
菓子折りを持っていく場合、
「社長にも渡した方がいい?」
「会社全員分を用意するべき?」
と悩むこともありますよね。
基本的には、普段一緒に仕事をしている部署や、休業中に業務をフォローしてくれた人たちを中心に考えれば十分です。
大きな会社で、全社員分のお菓子を用意する必要はありません。
例えば、
- 自分の所属部署
- 同じチーム
- 引き継ぎをしてくれた人
- 普段特に仕事で関わる人
などを目安にするとよいでしょう。
小さな会社で全員が普段から一緒に働いている場合は、全員に行き渡る数を用意することもあります。
一方で、社長だから別に菓子折りを用意する、上司だけ特別に渡す、といったことも必須ではありません。
職場の規模や普段の慣習に合わせましょう。
1人ずつ渡す?箱のまま置いてもいい?
職場の人数が少なければ、
「休業中はありがとうございました。今日からまたよろしくお願いします」
と一言添えながら、一人ずつ渡してもよいでしょう。
ただ、人数が多い職場では、全員に個別で配るのは大変です。
その場合は、職場のルールが許せば、
休憩室や共有スペースに箱ごと置く
という方法でも構いません。
例えば、
休業中はありがとうございました。
本日より復職しました。
よろしければ皆さんで召し上がってください。
といったメモを添えておくと分かりやすいです。
ただし、食品を共有スペースに置くことが禁止されている職場もあります。
その場合は、上司や職場の担当者に確認しておくと安心です。
育休明けの菓子折りはどんなものを選ぶ?

持参するなら、職場で配りやすいものが便利です。
選ぶときは、
- 個包装されている
- 常温で保存できる
- ある程度日持ちする
- 人数分より少し余裕がある
- 原材料やアレルギー表示が確認できる
といった点を意識するとよいでしょう。
クッキーや焼き菓子、せんべいなど、個包装で分けやすいものは使いやすいです。
一方で、
- 要冷蔵のもの
- 切り分けが必要なもの
- 賞味期限が極端に短いもの
などは、職場によっては扱いにくいことがあります。
値段も高価である必要はありません。
あくまで感謝を伝えるためのちょっとした手土産なので、相手に気を遣わせない程度で十分です。
のしは必要?
職場への育休明けの菓子折りに、必ずのしを付ける必要はありません。
普段の職場でのお土産や差し入れと同じような感覚であれば、包装だけでも十分でしょう。
きちんと感を出したい場合は、お店で相談してもよいですが、復職の菓子折りだからといって大げさにする必要はありません。
育休明けの挨拶は「謝罪」より「感謝」を伝える
育休から復帰すると、
「休んでいる間、迷惑をかけてしまった」
という気持ちになる人もいるかもしれません。
以前は、
「長い間ご迷惑をおかけしました」
「これまでの分を取り戻すつもりで頑張ります」
といった挨拶も見られました。
ただ、復職時の挨拶で一番伝えたいのは、強い謝罪ではなく、
休業中に仕事を支えてもらったことへの感謝
です。
例えば、
休業中は業務を支えていただき、ありがとうございました。
本日より復職しました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
これだけでも十分です。
「迷惑をかけた分を取り戻さなければ」と、自分にプレッシャーをかける必要はありません。
みんなの前で挨拶するときの例文
長い間お休みをいただいておりましたが、本日より復職いたしました。
休業中は業務を支えていただき、本当にありがとうございました。
これからまた皆さんと一緒に仕事ができることを嬉しく思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
短くまとめたい場合は、
本日より復職いたしました。
休業中は皆さんに支えていただき、ありがとうございました。
今日からまたよろしくお願いいたします。
くらいでも十分です。
上司への挨拶例文
○○さん、休業中はさまざまな面でご対応いただき、ありがとうございました。
本日より復職いたしました。
今後も皆さんと連携しながら業務に取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
同僚への挨拶例文
お休み中はいろいろとフォローしてくれて、ありがとうございました。
今日から復帰しました。
また一緒に仕事できるのを嬉しく思っています。
これからまたよろしくお願いします。
菓子折りを渡すときの一言例文
菓子折りを渡すときは、長い挨拶をする必要はありません。
例えば、
休業中はありがとうございました。
よかったら皆さんで召し上がってください。
今日からまたよろしくお願いします。
で十分です。
共有スペースに置く場合も、
休業中はありがとうございました。
本日より復職しました。
よろしければ皆さんでどうぞ。
といったメモを添えると分かりやすいでしょう。
復職メールでも挨拶した方がいい?
復職当日は、菓子折りとは別に社内メールや社内チャットで挨拶することもあります。
例えば、
本日より復職いたしました。
休業中は業務を支えていただき、ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
くらいの短い内容でも十分です。
復職メールを送るタイミングや件名、部署・上司・同僚別の詳しい例文については、別の記事でまとめています。
関連記事:
「産休・育休復帰の挨拶メールはいつ送る?社内向けの件名と例文」
赤ちゃんを連れて挨拶に行く必要はある?
育休明けの挨拶のために、赤ちゃんを職場へ連れて行く必要はありません。
職場へ子どもを同伴する必要がある場合は、職場のルールや業務への影響もあるため、事前に上司などへ確認しておくと安心です。
菓子折りなしでも失礼にならない?
はい。菓子折りがなくても失礼ではありません。
これまでお世話になった人たちへ、
「休業中はありがとうございました」
「今日からまたよろしくお願いします」
ときちんと挨拶できれば十分です。
職場によっては、
- お菓子の持ち込みをしない
- 個人的な贈り物を控える
- 在宅勤務が多く配れない
ということもあります。
そのような環境で、無理に菓子折りを用意する必要はありません。
「周りが持ってきていたから、自分も必ず」
と考えすぎなくても大丈夫です。
まとめ
育休明けの菓子折りは、必ず持っていかなければならないものではありません。
挨拶だけでも問題ありません。
そのうえで、自分が感謝の気持ちを形にしたい場合や、職場に菓子折りを持参する慣習がある場合は、用意してもよいでしょう。
持参するなら、復帰当日に、
「休業中はありがとうございました。今日からまたよろしくお願いします」
という挨拶と一緒に渡すと自然です。
渡す時間も「朝でなければダメ」と決まっているわけではなく、業務の邪魔にならないタイミングで十分です。
また、全社員や社長にまで無理に用意する必要はなく、普段一緒に働く人や休業中に仕事を支えてくれた部署を中心に考えればよいでしょう。
菓子折りを選ぶなら、個包装・日持ち・配りやすさなどを基準にすると便利です。
そして、復職の挨拶では、
「ご迷惑をおかけしました」よりも「支えていただき、ありがとうございました」
という感謝を中心にすると自然です。
お菓子を持っていくかどうかより、これからまた一緒に働く人たちへ、無理のない形で感謝と挨拶を伝えることを大切にしたいですね。


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