誰でも蚊にさされた経験はありますよね。
刺された直後はかゆみをこらえるのが大変ですが、
その後に刺された跡がいつまでも残ってしまうのも困りものです。
そこで、蚊にさされた跡の症状や治し方について紹介します。
蚊に刺された跡はどんな症状?
蚊にさされた場合、一般的には赤い発疹のような状態になります。
しかし、中には水ぶくれや蕁麻疹など激しい症状が見られる人もいるようです。
そのような場合には、「蚊アレルギー」の可能性がありますので、
皮膚科などを受診されることをオススメします。
蚊に刺された跡が、赤い発疹から普通の肌に戻ればいいのですが、
黒っぽいシミのようになっていつまでも跡が残ることがあります。
これは、刺された部分を掻くなどしたために、
皮膚が炎症を起こし、メラニン色素を作り出しているからです。
通常は、肌の新陳代謝とともに、シミも徐々に薄くなっていきます。
ただし皮膚の炎症がひどかったり、色素沈着が肌の表面だけでなく、
真皮にまで達しているよういな場合には、なかなか消えにくいようです。
蚊に刺された跡を治す方法は?
蚊に刺された跡が残ってしまった場合には、
美白成分の入ったクリームなどでケアするのが良いですよ。
炎症によってできたシミの原因は、紫外線によってできるシミと同じメラニンなので、
美白化粧品などでこまめにケアするのが効果的です。
できてしまったシミは、紫外線をあびるとさらに濃くなって目立ちやすくなるので、
紫外線対策も忘れずに。
また、最近では「アットノン」(小林製薬)などの市販薬も人気です。
傷跡を治すための塗り薬ですが、虫さされの跡にも効果的なようです。
虫刺され跡への対応、赤ちゃんの場合はどうする?
赤ちゃんの皮膚は大人に比べると薄く、トラブルが起きやすい状態です。
虫刺されのかゆみを我慢するというのも無理でしょうから、
かき壊してさらに傷を大きくする可能性が高いですね。
新陳代謝が高いから、すぐ治るはず・・と放置していたら、
いつまでたっても茶色い色素沈着が治らない、などのケースもあるようです。
虫刺され直後にムヒなどの市販薬ですぐに対処し、それでも跡が残るようなら、
早めに小児科や皮膚科を受診したほうが安心です。
まとめ
虫さされの跡は、掻いたこと等によって起こる皮膚の炎症が原因です。
虫刺され跡を残さないためには、掻かないことが大切なのですが、
もしも色素沈着が起きてしまった場合には、美白ケアをこまめに行うことが効果的です。
傷跡用の市販薬なども使うと肌の修復がはやくなるようです。
赤ちゃんの場合は、皮膚が薄くデリケートなので、
早めに皮膚科や小児科を受診したほうがいいでしょう。
※合わせてよく読まれている記事
>>自分だけ蚊に刺される。憎き蚊への対応策とは?
コメント