毎年、大量発生するマイマイガって知っていますか?実物を見たら「あーこれか」と
思うようなよく知られている蛾です。苦手な人が多いのではないでしょうかね。
今回はこのマイマイガの人体への影響や卵や幼虫のうちの駆除方法、もし成虫になり
発生してしまった時の撃退法などをまとめてみました。
マイマイガはどんな影響がある?
毛虫の時にうっかり触れてしまうと、子供たちや皮膚が敏感な人は体毛が刺さって痛みや
かぶれが出てしまうことがあります。たとえ成虫していたとしても触れてしまうと、その
りん粉で発疹が出てしまうこともあります。触らないように注意しましょう。
マイマイガ卵や幼虫の駆除方法は?
駆除のために大事なのは成虫にならない卵や幼虫のうちに手を打つということです。卵は
8月の後半から翌年の4月頃まで卵で過ごして孵化します。7月から8月に成虫になります。
卵は数百個という塊で産み出されて、木の幹や白い壁などに見られます。卵は毛の塊のような
フワフワした感じで張り付いています。ヘラなど硬いもので削ぎ落します。毛がついているので
舞い上がると吸ってしまう恐れがあるのでマスクを使用してください。
削ぎ落した卵は土に埋めるか、燃えるゴミとして処分します。もしかするとバーナーか何かで
焼いてしまってもいいかもです。
幼虫になるとその塊の周りにアリのように歩き回っています。1センチ以上のものであれば箸か
ビニール手袋でつかんで、バケツに水と少量の洗剤を入れたものの中に入れて駆除できます。
もしマイマイガが発生してしまった場合の撃退方法は?
成虫での夜間飛行を阻止するためには、光を好むため、単純に消灯するのは効果的です。しかし
防犯のためにはあまりよくないので慎重に行ってください。黄色蛍光灯やLED灯等などの虫が
あまりよってこない電球に変更することもできます。
成虫になると普通の殺虫剤では効果がありませんが、蛾専用の殺虫剤を使用して駆除してください。
エアゾールという殺虫剤です。噴射して駆除した後、さらに壁に吹きかけておくと効果的です。
成虫の寿命は7日から10日なので死骸がすぐに散乱します。死骸からさらに害虫や悪臭などの二次
被害が出る可能性があるために早めに掃除する必要があります。
まとめ
今回はマイマイガの卵や幼虫、成虫それぞれの撃退法などを調査してまとめてみました。
◎卵や幼虫には触らないこと。
◎卵はヘラで削ぎ落してから埋めること
◎幼虫は洗剤入りの水の中へ入れて駆除します。
◎成虫は専用の殺虫剤で駆除
◎成虫の死骸の早期の清掃や蛍光灯を変えることで対策。
嫌な時期になってきましたが、早期の対策でかなり被害を抑えられるようですね。是非とも
記事を参考に対策を練ってくださいね。
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