会社への産休復帰は挨拶がつきものです。直接挨拶することは勿論ですが
今はメール社会なので、マナーを守りつつ、ちゃんと行いたいですね。
しかしメールを送るタイミングや、内容、件名など、悩むところも多そうです。
そこで今回は産休復帰の挨拶メールを送るタイミングや
メールでの件名、例文などを調査してみました。個人の状況や会社に合わせて
参考になさってみてください。
産休復帰の挨拶メールを社内に送るのはいつが良い?
産休復帰の挨拶メールは「復帰当日」がベストです。かなり多くの復帰メールを
調査してみましたが、やはり多かったのが復帰当日でした。これならすでに仕事
復帰しているのがわかり、仕事の流れもスムーズになります。
復帰当日でなくても、その前後でもいいかもしれません。ただ早すぎても
遅すぎても支障をきたすので、かなり日にちが近い前後がいいでしょう。
○月○から復職しました、○月○日に復職させていただきます、とかですね。
繰り返しになりますが、この産休復帰の挨拶メールのタイミングも目的は
遅くなり過ぎると、印象が悪くなり会社内のコミュニケーションに差し支えることです。
少なからず、多くの方があなたの仕事をカバーしてくださったのですから
復帰の挨拶を遅れないようにすることで、復帰後の仕事を気持ちよく行えるように
取り計らえますね。
産休復帰の挨拶メールの件名で適切なのは?
これと言って決まりはありませんが、使われているものを幾つか書いてみました。
・(ご挨拶)復職いたしました。
・復職のご挨拶
・(育児休暇後の挨拶)○月○日より復職いたしました。
・(復職いたしました)
・職場復帰のご連絡
ちなみにここでメールの「件名」についてお知らせしますと、件名は
メールの内容をわかりやすく簡潔に書くことが必要になります。というのも
メールを大量に処理する会社では、件名でどんなメールか明確である必要が
あります。それで優先順位をつけることができるわけですね。
かと言って、件名が長すぎると、読むのが面倒だったり、肝心の内容が何か
わからなくなることがあります。簡潔明瞭でありつつ、理解が容易なものが
ベストであると言えるでしょう。
具体的に言いますと、「何の要件なのか」「どうしたいのか」「いつなのか」を
書くとかなり明確になります。例をあげると、「~のご案内」「~のお願い」
「~のご連絡」「~のご報告」などがあります。
逆に悪い例は「山田さんへ」「ご報告」など内容が不明であったり、わざわざ
名前を書かなくても宛先でわかるので、要件を書かないといけないなど
ポイントが何なのかがわかりますね。ちょっとしたことですが、良い件名とは
どういうものかが理解できるかと思います。こういう理由で産休復帰の場合は
上記のような件名になるというわけです。
産休復帰の挨拶メールの例文
産休復帰の挨拶メール例文:(社内向け)
件名:(◎◎部◎◎)○月○日より復職いたしました。
昨年◎月○日より産休・育休をいただいておりましたが
この度、○月○日より復職いたしました。
産休の期間中、仕事のカバーなど皆さまに大変ご迷惑をおかけしました。
皆さんのお気遣いのおかげで、無事出産も終え、育児に専念することができ
娘もすくすくと育っております。
これからも何かとご迷惑をおかけするかと思いますが
子育てと両立しながらしっかりと仕事に取り組んでいきたいと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
◎◎部◎◎
産休復帰の挨拶メール:(社外向け)
◎◎株式会社
◎◎部◎◎様
いつもお世話になっております。
○○株式会社の○○でございます。
長い期間、育児休暇をいただいておりましたが、本日○月○日より
業務に復帰し、改めて貴社の担当をさせていただくことになりました。
これまで以上にお付き合いをさせていただくべく、新たな気持ちで
仕事に取り組んでまいりたいと思っております。
一層のご愛顧をよろしくお願いいたします。
尚、携帯番号、メールアドレスは以前と変わりません。
また改めてご挨拶に伺わせていただきます。
○○株式会社
○○
Mail:12ara@eee.com
TEL: 00000-00
会社が大きいと、すべての方に挨拶に回るには不可能な場合がありますので
産休復帰の場合、一斉メールは役にたちます。ただ上司や取引先にはメールで
送りながらも、直接挨拶に行くのも忘れないようにしましょう。
よくメールで「ご無沙汰しております」との言い回しが見受けられますが
会社の組織改正などにより、人が入れ替わっている場合もありますので
「お疲れさまです」とか「お世話になっております」がいいでしょう。
まとめ
産休復帰の挨拶メールの疑問に対する答えをまとめてみました。
メールのタイミング:復帰当日
メールの件名:復職のご挨拶
お互いに支え合って組織が成り立っています。挨拶をしっかり行うことで
コミュニケーションを円滑にして、楽しく仕事を行いたいものですね。
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