喪服はマナーがたくさんあります。とりわけ夏は暑いのでどんな形態の
フォーマルスーツを選んだら良いのかわかりません。しかし出かけやすく
自分にとって使いやすいものを選びたい気持ちもありますね。
そこで今回は女性の喪服の夏のマナーには一体どんなものがあるのか?
半袖やワンピースはありなのか?素材や小物、バック、靴などはどんなものを
選んだら良いのかを調査してみましたので、参考になさってください。
喪服の夏マナー女性の場合。半袖やワンピースのみもアリ?
◎半袖やワンピースの喪服はあり?
結論から言いますと、半袖ワンピースはOKみたいです。形としてはそれに
ジャケットを羽織るものが良いそうです。暑くなれば脱いでもいいので。
しかしワンピースと言ってもなるべく肌の露出は避けるべきなので、袖の長さが
五分か七分のものを選んでみてください。基本はジャケットを着たものが正装で
あることを覚えておきましょう。
若い女性の方は黒いワンピースを喪服代わりに使っている方も多くおられるようです。
時々、胸元が大きく開いたものがあるので、そこだけ注意すればよいでしょう。
胸元が詰まったものを選ぶようになさってください。
◎パンツスーツは?
ちなみにパンツスーツですが、光沢がないものであれば基本的には良しとされています。
しかし目上の方の葬儀にはNGであったり、親族にはダメという方もおり、まだまだ
浸透していない感じがします。地域性などもありますからね、よく相談されるといいでしょう。
喪服の夏マナー女性で、服の素材は?冬と同じだとおかしい?
ツヤのない漆黒でそろえるというのが常識のようです。詳しい素材としては夏なので
体温を逃がしてくれる素材が一番いいようです。触った時にヒンヤリした触感を与える
生地で作られた素材がおススメです。
袖がシフォンなどの柔らかい素材で作られたものは熱が逃げやすい特徴があるようです。
少し透けるようですが、許容範囲みたいですね。
夏用なので洗えるものも増えてきているので、そんな素材を選ばれるといいですね。
夏の汗は落ちにくいと言われています。家で洗ってクリーニングに出しておくと長持ちします。
ちなみに素材ではないですが、体にピッタリとしたものは風が通りにくく汗でベタベタに
なるので、ゆったりとしたデザインを選ばれるといいですね。ウエストでの切り替えがない
タイプや袖と袖口がゆったりしたものであれば、体温が下がりやすいです。特に長袖を
選ばれる場合はおススメですよ。
喪服の夏マナー女性の場合。ストッキングや靴、バッグについて
◎ストッキング
基本は黒ですが、肌が薄く透けるのがマナーです。60デニールを超えるものは
透けないので注意が必要です。しかし履いてみないことには印象や透ける程度などが
わかりませんので、一度試してから出かけると良いかもしれません。
またストッキングは何があるかわかりませんので、予備を用意しておきましょう。
◎靴
黒のパンプスを使います。普段も持っているものかもしれませんが、喪服用に一足
用意しておくと良いでしょう。ヒールは高すぎても低すぎても、おかしくなります。
一般的に5センチくらいのもので、四角い安定性のあるものを選びましょう。
ちなみに先は尖ってなく丸いもの、光沢がないものを選ぶようにしてみてください。
一般的にストラップがついているものが多いのでしょうか。喪服用にはストラップが
無いものを選ぶと良いでしょう。
◎バック
ツヤのない黒が基本です。生地は布素材が良いでしょう。飾りや模様の入っていない
ものであれば和、洋、を問わないのでおススメです。毛皮や皮のバックは動物を殺す
意味合いからNGとされてきましたが、最近は持たれる方が増えてきているようです。
しかしあまりに動物を連想させるクロコダイル調のものなどは避けて、できるだけ
光沢のないシンプルなものを選んでみてくださいね。
大きさ的には小ぶりなハンドバックサイズが一番です。物があまり入らないのが難点ですが
かと言ってこれ以上大きいバックはビジネスシーンを連想させてあまりふさわしくありません。
小ぶりでもマチが広いものを選ぶなら、小物をたくさん入れることができます。
バックは季節をあまり問いません。そして一度購入すると買い替える必要があまりありません。
シンプルで長持ちするデザインを選びましょう。
まとめ
今回は女性の喪服の夏のマナーやどんなものを選んだら良いのかをまとめました。
・半袖やワンピースはOK
・光沢がないものや、漆黒のもの
・肌の露出は避けて、袖も五分、七分のもの
・素材もツヤのない黒が良いが、シフォンなど薄い生地だと暑さが逃げやすい
・ストッキングは黒で薄く透けるもの
・黒のパンプスで五センチヒールがおすすめ。先は丸く尖っていないもの。
・バックも黒で光沢がないもの。布素材が良い。動物を連想させるものは避ける。
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