源泉徴収票と所得証明書で金額に差異が生じることがあります。住宅ローンなどにも影響がでそうですね。
今回はこの違いについて調査してみました。
◆源泉徴収票と所得証明書の違いは?
源泉徴収票と所得証明書は同じだと思っている方は少なくないようですが、明確に違います。実は
源泉徴収票は複数の会社に勤めれば複数手に入るようです。これに対して所得証明書は市役所が
発行するもので1年間のすべての所得が書かれています。合計ってことですね。
ですので、複数の会社からもらった源泉徴収票をまとめれば同じ額になります。問題があるとすれば
全部の源泉徴収票を提出したのかを確認することができません。合計が幾らかを確認するためであれば
所得証明書が必要ということになります。
◆源泉徴収票と所得証明書の金額が違うけど、どういうこと?
上記の違いからすると源泉徴収票=所得証明書ということにはなりません。
金額が違う場合は、すべての源泉徴収票がそろっていないということになります。
以下ようになります。
●A社の源泉徴収票―50万
●B社の源泉徴収票―150万
●C社の源泉徴収票―100万 ●所得証明書―300万
◆金額が違うと住宅ローン審査が通らないのでは?
ある方の体験談をお書きします。住宅ローンの融資が通ったという方です。でも所得証明書を
提出してみると源泉徴収票と金額が違うことを指摘されたそうです。これを受けて再審査になるかもしれない
ということで戸惑っておられました。
これまでの説明からすると、すべての源泉徴収票がそろっていないので、こういう事態になります。
やはり二つに違いがあると、ローン審査で指摘され、通らないことになりそうなので、すべてを揃えて
提出するように注意することが大事だと言えますね。
◆まとめ
今回は源泉徴収票と所得証明書の違いをまとめてみました。
ちなみに所得証明書は管轄の市役所の納税課でもらえます。本人が行く場合は免許証など本人確認が必要です。
本人以外が行く場合(奥様などが行く場合)は委任状が必要なので注意してくださいね。
若いご夫婦には銀行はお金を貸すようですが、すんなり通るためにも書類は揃えておきましょう。
記事が参考になれば嬉しいです。
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