教育実習をお願いすることになったとき、
「学校へ電話するとき、最初になんて言えばいい?」
「何時頃に電話すればいい?」
「担当の先生がいなかったらどうする?」
と緊張してしまいますよね。
教育実習では、学生本人が実習希望校へ連絡するケースもありますが、申込方法は大学・学校・自治体によって異なります。
学校へ直接電話する場合もあれば、大学や教育委員会を通して申し込む場合、Webや書類で申請する場合もあります。
そのため、いきなり学校へ電話するのではなく、まず自分がどの方法で手続きするのか確認しておくことが大切です。
この記事では、教育実習について学校へ電話する必要がある場合のかけ方や例文、電話する前に確認しておきたいことをまとめます。
教育実習の申込時期・申込方法・受入条件は、学校や自治体、所属大学によって異なります。
まずは、
①所属大学の教職課程担当部署
②実習を希望する学校の最新年度の案内
③教育委員会を通す必要があるか
を確認してください。
学校公式サイトに教育実習の募集ページがある場合は、古い年度の案内ではなく、希望する実習年度の最新情報を確認しましょう。
この記事の電話例文は、学校へ直接電話するよう案内されている場合の参考としてご利用ください。
教育実習の電話をかける前に確認すること
教育実習というと、
「まず母校に電話して内諾をもらう」
というイメージがあるかもしれません。
ただし、現在はすべての学校が同じ方法で教育実習生を受け入れているわけではありません。
学校へ電話して申し込むところもあれば、書類提出を正式な申込みとする学校や、教育委員会・大学を通して手続きをする地域もあります。
そのため、
「教育実習なら、とりあえず学校へ電話すればよい」と考えないことが大切です。
電話する前に、次の項目を確認しておきましょう。
- 所属大学から教育実習についてどのような指示が出ているか
- 実習希望校が教育実習生を募集しているか
- 申込みの受付時期
- 電話・書類・Webなど、指定されている申込方法
- 教育委員会を通す必要があるか
- 母校であることが受入条件になっているか
教育実習の申込時期も学校によって異なります。
「実習前年度の5月頃」と全国一律に決まっているわけではありません。
年度によって募集期間や方法が変わる可能性もあるため、過去年度の募集要項ではなく、必ず最新年度の情報を確認してください。
教育実習の電話は何時頃にかける?
学校へ電話する必要があると分かったら、次に気になるのが時間帯ですよね。
ただ、
「16時~17時なら必ず大丈夫」
「10時~11時がベスト」
など、全国の学校に共通する時間を決めることはできません。
学校では授業だけでなく、朝の打ち合わせ、昼休み、会議、部活動、保護者対応などもあります。
学校側から電話受付の曜日や時間を指定されている場合は、その案内に従いましょう。
特に時間指定がない場合は、学校の代表電話の受付時間内に連絡します。
その際、担当の先生が授業中や不在だった場合は、
「何時頃に改めてお電話すればよろしいでしょうか」
と確認すれば、その学校や担当者にとって都合のよい時間にかけ直すことができます。
教育実習の電話をする前にメモしておきたいこと
実際に電話すると緊張して、大学名や希望年度など簡単なことでも一瞬出てこなくなることがあります。
電話の前に、次の内容を手元へメモしておくと安心です。
- 大学名
- 学部・学科
- 学年
- 氏名
- 自分の電話番号・メールアドレス
- 実習を希望する年度
- 希望する教科
- 実習希望期間
- 母校の場合は卒業年度
- 大学の教職課程担当部署名
- 大学から指示されている手続き内容
- 筆記用具
電話中に次の手続きや連絡先を案内されることもあるので、すぐにメモできるようにしておきましょう。
教育実習の電話のかけ方|最初の例文
まず学校の代表電話につながった段階では、いきなり詳しいお願いをするのではなく、
教育実習について問い合わせたいことを伝え、担当者へ取り次いでもらう
とスムーズです。
受付での電話例文
私、○○大学○○学部○年の○○○○と申します。
○年度の教育実習の受け入れについてお伺いしたく、お電話いたしました。
教育実習をご担当されている先生はいらっしゃいますでしょうか。
「○年度」には、たとえば2027年度に教育実習を希望する場合は「2027年度」と入れます。
母校へ電話する場合で、卒業生であることを伝えた方がよい場合は、
○年3月にこちらの学校を卒業しました。
○年度の教育実習についてお伺いしたく、お電話いたしました。
教育実習をご担当されている先生はいらっしゃいますでしょうか。
という形でもよいでしょう。
教育実習の担当者につながったときの例文
担当の先生につながったら、改めて自分の名前と用件を伝えます。
○○大学○○学部○年の○○○○と申します。
○年度の教育実習を希望しております。
申込みの方法や今後必要な手続きについて教えていただけますでしょうか。
ここで大切なのは、
自分で手続き方法を決めつけず、「今後どのように手続きすればよいか」を確認すること
です。
学校によっては、
- 大学から正式な書類を提出する
- 申込書を本人が提出する
- 面談やガイダンスを行う
- 教育委員会を通す
など、その後の流れが異なります。
教育実習の担当者が不在だった場合の例文
担当の先生が授業中や会議中などで、電話に出られないこともあります。
その場合は、無理に取り次いでもらう必要はありません。
こちらから改めてお電話したいのですが、何時頃でしたらご都合がよろしいでしょうか。
時間を教えてもらったら、
それでは、○時頃に改めてお電話いたします。
お忙しいところありがとうございました。失礼いたします。
として電話を切れば大丈夫です。
教育実習の受け入れについて話が進んだ場合の確認事項
教育実習について「受け入れ可能です」「手続きを進めてください」といった話になった場合も、そこで正式に受け入れが決定したとは限りません。
学校によっては、電話は受付や相談の段階で、その後に書類提出・面談・ガイダンスなどを行ってから正式な受け入れ可否が決まる場合があります。
電話で話が進んだ=正式な内諾・受け入れ決定、と自己判断しないようにしましょう。
その場で、
「この時点で受け入れ決定ということでよろしいでしょうか。それとも、今後の書類提出などを経て決定となりますでしょうか」
と確認しておくと安心です。
あわせて、
- 現在は正式な受け入れ決定なのか、受付段階なのか
- 必要な書類
- 書類を誰が提出するのか
- 提出期限
- 今後の連絡方法
- 事前打ち合わせやガイダンスの有無
- 次に学校へ連絡する時期
などを確認しておきましょう。
電話を切る前の例文
今後必要な手続きや書類について確認させていただいてもよろしいでしょうか。
まだ正式な受け入れ決定前の場合は、
大学にも確認し、必要な手続きを進めてまいります。
本日はお忙しいところお時間をいただき、ありがとうございました。
どうぞよろしくお願いいたします。
失礼いたします。
正式に受け入れてもらえることが決まった場合は、
大学にも確認し、必要な手続きを進めてまいります。
実習に向けてしっかり準備してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
お忙しいところお時間をいただき、ありがとうございました。
失礼いたします。
という形で締めれば自然です。
教育実習の電話で気をつけたいマナー
教育実習をお願いする電話では、難しい敬語を完璧に使うことよりも、
相手の時間をいただいていることを意識して、簡潔に用件を伝える
ことが大切です。
次のポイントを意識しておきましょう。
- 静かな場所から電話する
- 大学名・氏名・用件を最初に伝える
- メモと筆記用具を準備する
- 担当者が不在なら無理に呼び出してもらわない
- 電話する曜日や時間を指定されたら守る
- 説明してもらった内容は必要に応じて復唱して確認する
- 最後にお礼を伝える
緊張して少し言葉につまってしまっても、それだけで失礼になるわけではありません。
あらかじめ最初の一言だけでもメモしておくと、落ち着いて話しやすくなります。
母校以外で教育実習を希望する場合は?
教育実習は母校で行うケースもありますが、受け入れ条件は学校・自治体によって異なります。
母校以外で実習できるかどうかについても、一律には言えません。
希望する学校へ直接連絡する前に、
まず所属大学の教職課程担当部署へ相談し、どのような手続きが必要なのか確認してください。
自治体によっては、教育委員会を通して実習先を調整する場合もあります。
まとめ
教育実習について学校へ電話するときは、
「いつ電話するか」「何と言えばいいか」
も気になりますが、その前にもっと大切なのが、
自分の場合、本当に学校へ直接電話する手続きなのかを確認すること
です。
教育実習の申込時期や方法は、大学・学校・自治体によって異なります。
まずは、
- 所属大学の指示
- 実習希望校の最新年度の情報
- 教育委員会を通す必要があるか
を確認しましょう。
そのうえで学校へ電話する必要がある場合は、
「○○大学○○学部○年の○○と申します。○年度の教育実習についてお伺いしたく、お電話いたしました」
と伝えれば、用件がわかりやすくなります。
担当の先生が不在でも慌てず、
「何時頃に改めてお電話すればよろしいでしょうか」
と確認すれば大丈夫です。
また、電話で受け入れ可能と言われても、学校によってはその後の手続きを経て正式決定となる場合があります。
「現在は正式決定なのか、それとも今後の手続き後に決定するのか」まで確認しておきましょう。
電話の言葉を完璧に覚える必要はありません。
大学名・氏名・希望年度などを手元にメモし、相手の話を聞きながら一つずつ確認していきましょう。
参考情報
教育実習の申込方法や受付時期が学校・自治体によって異なることを確認するため、以下の公式情報を参考にしています。
・東海大学付属大阪仰星高等学校・中等部「2026年度 教育実習の申し込みについて」
・北九州市「公立小・中・高・特別支援学校の教育実習の手続き」
最終確認:2026年8月18日



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