昇進での祝電をいただくのは大変うれしいことです。ただこれらのお礼に関しては
マナーがあり、ルールがあり、誰に出すのかによっても違いがあります。
今後も付き合いがある方々のために、間違いがないようにしたいものです。
そこで今回は昇進の祝電をいただいた場合のお礼状の書き方を
取引先とご友人の二つの例文を書いてみました。
昇進の祝電をいただいた場合のお礼状の書き方
◎祝電のルールを把握しておく
昇進祝いの祝電はそれに応じた文面で御礼を出します。基本的には感謝の気持ちを
丁寧に伝えることが前提となります。一般的な定型文もあります。相手や場面に
ふさわしい言い方、表現を準備しましょう。
◎祝電のお礼状は手書きで。
今はパソコンで印刷することが多いのですが、祝電へのお礼状は手書きが大切です。
印刷するにしても、手書きの一筆を添えるように配慮しましょう。
◎相手に読みやすく
何でもそうですが、ぎっしり書かれた内容は読みにくさを感じます。適当な余白を
入れて読みやすくしましょう。読みやすいとは内容が薄いということではありません。
内容は濃く、読みやすさもあり、正確であることが大事です。
昇進の祝電をいただいた場合のお礼状の書き方(友人など個人の場合)
拝啓 麗春の候、○○様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、このたびは私の○○就任におきまして、ご厚情あふれる
激励のお言葉を賜りましたこと、誠にありがとうございます。
未だ経験の浅い私がこのような大役を仰せつかり
身の引き締まる思いでございます。
このうえは全身全霊を尽くし精励いたす所存でございます。
今後ともご指導ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
敬具
平成○年○月○日
昇進の祝電をいただいた場合のお礼状の書き方(取引先などビジネス関係の場合)
株式会社○○
代表取締役社長○○様
謹啓、○○の候、貴社におかれましては益々、ご繁栄のこととお慶び申し上げます。
さて、この度わたくしこと、弊社取締役役就任に際しまして、早々にご丁寧なる
祝辞を賜り、誠にありがたく、厚く御礼申し上げます。
このうえは微力ではありますが、全身全霊で
社業発展に注力いたす覚悟でございます。何卒今後とも
ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いいたします。
本来であれば、参上したうえ、御礼を申し上げるべきところ
略儀ではございますが、書中をもちまして、御礼申し上げます。
謹白
平成○年○月○日
株式会社○○
取締役総務部長○○
まとめ
今回は昇進での祝電のお礼状の書き方を調査してみました。
定型文がありますが、それぞれ自分のオリジナルを出して
相手に刺激と強い印象を与えることができればいいですね。
コメント