お風呂の頑固な赤カビ、放置しておくと床タイルや壁、タオルまで
繁殖し広がってしまう恐れがあります。掃除方法や予防策について
知識を得たら早めにカビ退治してしまいましょう!
赤カビはどうして発生する?
お風呂の床などによく見られるピンク色のぬめりのようなもの、
この赤味のあるものが赤カビと呼ばれる雑菌・バクテリアです。
赤カビはロドトルラというる酵母ですぐ垢や汚れに繁殖します。
繁殖スピードはひじょうに速く湿ったところが大好き。
浴室は湿っていて垢や髪の毛など雑菌の栄養分となるものだらけ。
そのためこの赤カビ現象が発生しやすいのですね。
[important]
1,温度
2,湿度
3,酸素
4,栄養
[/important]
の4つの条件があればカビは生え続けます。
赤カビは真菌なので発生すると頑固でしつこいです。
胞子で増えていくので繁殖したらどんどん増えます。
赤い雑菌、ピンクのシミを浴室で見かけたら早めにに除去しましょう。
赤カビの掃除法は?
まずは市販の酸性の溶剤を使用してアクリルたわしなどで
ゴシゴシ擦ってみて下さい。
天井の掃除にはこのような商品を使用するのもオススメです。
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ハイターなどの液体類を水で薄めたものをキッチンペーパーで
浴室内に塗布して除菌する方法もあります。
ペーパーを使ってのカビ取りの具体例については
実際に掃除している動画がわかりやすいので参考にどうぞ
それでも落ちないガンコな汚れはカビキラーを使用してみて下さい。
色んなタイプが出ていますがオススメは泡状のタイプのもの。
シュッとかけて 3分程度放置して シャワーの水で洗い流せば
大抵は落ちます。
カビキラー使用の際は垂れ跡が筋状に変色する等、
浴槽に使用の際は注意が必要(使用上の注意書きの一読を)
喘息の発作など呼吸器系に不安、化学薬品アレルギーがある
などの原因で強い洗剤、塩素系を避けたい方もいらっしゃるでしょう。
逆性石けんを薄めた液や過炭酸ナトリウムの酸素系漂白剤
ワイドハイター粉末タイプ、クエン酸、
粉石けん「オスバンS」を水で薄めて使用、などの方法があります。
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目地の間の細かい部分のカビ落としは、使い古しの歯ブラシに
重曹をたっぷりつけてからゴシゴシこすると落ちます。
さまざまな方法を試してみてもまだ取れない、除去できない
といった場合、お風呂専門のクリーニング業者に頼んでみては?
赤カビなどを発生しにくくする浴室コーティングなどございます。
赤カビが付かないように予防する方法
天井から床まで、入浴後に窓を開ける事でカビはかなり防げます。
湿度を下げる事が大事なので換気扇でお風呂を乾燥させるのが
一番良いです。
浴室に窓がない場合はとにかく換気扇を長時間まわす事が必要。
最後に入浴した人はまず抜けた毛髪などの後処理を行い
水を全体に撒いて浴室の温度を下げます。
冷やしておくと室内の乾燥も速いです。
その後固く絞ったタオル・雑巾で二度拭きすれば完璧です。
タワシやタオルを清潔に保つ。掃除用具類の汚れにも注意。
セラチア菌で汚染されたタワシではカビを拡大させます。
清掃用具の殺菌も必要なので定期的に天日乾燥を。
既に赤カビのついた椅子や洗面器は捨てる。
カビてる物を置いておくとすぐに繁殖するので除去しましょう。
不要なボトル類も撤去して風通しの良い空間を意識しましょう。
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入浴後重曹沸騰水を浴室にまき水で洗い流すと
赤カビの発生を防止できます。
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重曹沸騰水は沸騰水1リットルに80グラムの重曹を溶かすだけ。
重曹は酸性の汚れをアルカリ性に中和するので
タンパク質系の汚れに付いた赤カビに効くらしいです。
まとめ
油断するとすぐ発生するというのがやっかいな赤カビですが
除去するのは黒カビに比べると容易です。
赤カビの発生を徹底的に防ぐ対策、さっそく始めてみませんか?
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