新年は、日本の年中行事に目を向けてみませんか?
知れば知るほど、お正月の過ごし方が変わってきます。
お正月、鏡餅マスターを目指しましょう。
そこで、今回は、鏡餅を飾る場所、適している方角、鏡餅はどう飾る、
用意するものについて諸説ありますが、その一説を紹介していきます。
ではでは、始めましょう。
鏡餅を飾る場所に適しているのは?
一番ビッグなもの:玄関や床の間(リビングダイニング等の広いスペース)
中くらいなもの:神棚や仏壇
小さなもの:台所や各々部屋や大事な場所
日本には、「八百万の神」がいると言われているので、
お正月に、たくさんの神様に、お越しいただいて、
お供えした鏡餅で、ゆっくりくつろいでもらいましょう。
飾ったモノ勝ちです。なるべく多くの場所に飾りましょう。
◇鏡餅を飾るのに、適している方角はある?
恵方巻の恵方が、鏡餅を飾るのに、適している方角です。
ちなみに、年神様が、いらっしゃる方位(すなわち恵方)は、その年の十干で決まります。
甲・己 東北東やや右
乙・庚 西南西やや右
丙・辛・戊・癸 南南東やや右
丁・壬 北北西やや右
鏡餅はどう飾る?用意するものは?
・一番下から、順番に並べています。
1.台
2.紅白の紙
3.緑色の葉
4.餅
5.稲妻のようなカタチをした紙
6.ダイダイ(橙)
7.扇
・正式名称
1.餅を乗せる台:三宝
2.三宝の上に敷く赤色で、縁どられている紅白の紙:四方紅(しほうべに)
3.四方紅の上の緑色の葉:裏白(うらじろ)
4.大小2つの丸い餅:鏡餅
5.稲妻のようなカタチをした紙:御幣(ごへい)
6.ダイダイ:橙(ダイダイ)と言う名の果実、みかんでも可
7.扇:その名の通り扇です。
・各々の意味
1.三宝:神事においてお供え物をのせる台(神社で、よく見かけます)
2.四方紅:赤色は、魔よけとなります。四方を紅(赤)で彩ることで、
災難を払い、繁栄を願う
3.裏白:葉の裏が白いシダの葉。裏が白いので、心がいつも真っ新な状態であることを願う。
4.2段の鏡餅:「福が2重となる」「ハッピーに年を重ねる」ことを願います。
5.御幣:赤色の魔よけと、四方に手を広げて、繁栄を願います。
6.ダイダイ:その名のごとく代々、栄えることを祈願する
7.扇:末広がりを願います。
ザックリとした飾り付け方
1.三宝の上に、三宝から先端が出るように、四方紅を敷く。
2.裏白の葉を、白い方を下にして、三宝から先端が出るように、お餅の下に敷く
3.裏白の上に、お餅をのせる
4.お餅の上に、橙をのせる
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
今回は、鏡餅を飾る場所、適している方角、鏡餅はどう飾る、用意するものについて、
数ある諸説の中で、その一説をご紹介させていただきました。
これで、お正月の過ごし方が、ガラッと変わってくるでしょう。
あなたは、もうお正月、鏡餅マスターです。
この知識は、来年のお正月も使えますので、覚えておいて下さいね。
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