お歳暮といえばハム。
そんなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
私も子どもの頃、お歳暮の時期になるとハムが届いていた記憶があります。
いざ自分がお歳暮を贈る立場になっても、
「やっぱりハムが無難かな?」
と考えることがありますよね。
でも、なぜお歳暮にはハムがよく選ばれるのでしょうか。
また、実際にもらったあとには、
「賞味期限はどのくらい?」
「開封したらどう保存すればいい?」
「冷凍しても大丈夫?」
「そのまま食べる以外に何かいい食べ方はある?」
といった疑問も出てきます。
先に結論からいうと、お歳暮のハムは、贈答用としての特別感があり、食卓で使いやすく、長年ギフト商品として定着してきたことなどから、今でも定番の贈り物のひとつになっています。
保存については、商品によって条件が違うため、「ハムなら○週間もつ」と一律に考えず、パッケージに書かれた保存方法と賞味期限を確認することが基本です。

お歳暮にハムを贈るのはなぜ?
「お歳暮といえばハム」というイメージは、テレビCMの影響もあるかもしれません。
ただ、それだけではなさそうです。
現在でも食品メーカーは、ハムやソーセージをお中元・お歳暮向けの定番ギフトとして販売しています。
日本ハムでも、「本格派」を長年親しまれているハムギフトとして展開しており、現在もお歳暮向けの商品が販売されています。
ハムがお歳暮の定番になった理由を一つに決めることはできませんが、いくつか考えられます。
調理の手間が少ない
新巻鮭や大きな魚介類なども昔から贈答品として知られていますが、普段あまり扱わない食材をいただくと、
「どうやって調理しよう?」
と困ることもありますよね。
その点、ハムは商品によっては切ってそのまま食べたり、軽く焼いたり、料理に加えたりと使いやすい食品です。
年末の忙しい時期にも使いやすいのは、贈り物としてうれしいポイントでしょう。
普段より少し特別感がある
お歳暮用のハムには、大きなブロックハムや熟成ハム、複数種類を組み合わせたセットなどがあります。
スーパーで普段買うハムとは見た目もボリュームも違い、
「自分ではなかなか買わないけれど、もらうとうれしい」
という贈答品らしさがあります。
食卓で使い道が多い
そのまま食べるだけでなく、
- ハムステーキ
- サラダ
- サンドイッチ
- チャーハン
- スープ
- パスタ
など、さまざまな料理に使えます。
家族がいる家庭でも使いやすく、年末年始の食卓にも取り入れやすい食品です。
こうした使いやすさ・特別感・長年ギフトとして親しまれてきたことが重なり、お歳暮の定番として定着してきたと考えると分かりやすいでしょう。
お歳暮でもらったハムの賞味期限はどのくらい?
ここで注意したいのが、
「ハムだから○週間もつ」と一律には言えない
ということです。
賞味期限は、
- 商品の種類
- 包装方法
- 製造方法
- 保存温度
などによって異なります。
そのため、まず確認したいのは商品のパッケージに記載されている賞味期限と保存方法です。
伊藤ハムでは、賞味期限について、表示された温度帯で未開封の状態で保存した場合の期限として案内しています。
開封後については、賞味期限にかかわらず早めに食べるよう案内されています。
つまり、
未開封ならパッケージ表示どおりに保存し、表示された賞味期限内を目安に食べる
のが基本です。
未開封のハムはどう保存する?
未開封の場合は、まずパッケージの表示を確認します。
お歳暮のハムには「要冷蔵」の商品が多くあります。
「要冷蔵」「10℃以下」などと書かれている場合は、届いたら冷蔵庫へ入れましょう。
箱に入っているからといって、常温で置いておいてよいとは限りません。
また、ギフトセットの中にはハム以外の商品が一緒に入っていることもあります。
箱全体で判断せず、それぞれの商品表示を確認すると安心です。
開封したハムはどう保存する?

一度開封すると、未開封時の賞味期限をそのまま目安にはできません。
開封後は賞味期限にかかわらず早めに食べるのが基本です。
ブロックハムを途中まで使った場合は、
切り口ができるだけ空気に触れないようラップを密着させ、保存袋や密閉容器などに入れて冷蔵保存
すると扱いやすいです。
また、切るときは清潔な包丁やまな板を使いましょう。
年末年始は冷蔵庫の出し入れが増えがちなので、食卓に長時間置いたままにせず、使った分以外は早めに冷蔵庫へ戻すのがおすすめです。
お歳暮のハムは冷凍できる?
「大きなハムをもらったけれど、食べきれそうにない」
というとき、冷凍したくなることもありますよね。
ただし、ハムなら何でも冷凍保存がおすすめ、とは言えません。
冷凍すると商品によっては、
- 食感が変わる
- 水分が抜ける
- 風味が落ちる
ことがあります。
まずは商品の保存表示や、メーカーの案内を確認しましょう。
冷凍可能な商品を冷凍する場合は、一度に食べる量ごとに分け、
ラップでしっかり包む
→ 冷凍用保存袋などに入れる
→ 空気に触れにくい状態で保存する
という方法が使いやすいです。
ただ、賞味期限を延ばすために、とりあえず全部冷凍しておけばよいという考え方は避けた方がよいでしょう。
まずは商品表示どおりの保存が基本です。
お歳暮のハムはそのまま食べられる?
お歳暮でもらったブロックハムを見ると、
「これってそのまま切って食べていいの?」
と迷うことがありますよね。
ハムには、そのまま食べられる商品も多くあります。
ただし、ギフトセットにはハムだけでなく、
- 焼豚
- ウインナー
- ミートローフ
- 生ハム
- 惣菜
などが入っていることもあります。
加熱の必要性やおすすめの食べ方は商品ごとに異なるため、パッケージの表示を確認してから食べるようにしましょう。
お歳暮のハムのおいしい食べ方

せっかくの贈答用ハムなら、まずはシンプルな食べ方で味わってみるのもおすすめです。
厚切りにしてハムステーキ
ブロックハムなら、少し厚めに切ってフライパンで焼くだけでも立派な一品になります。
加熱済みの商品なら、焼きすぎないよう表面を軽く焼いて温める程度でも楽しめます。
粒マスタードなどを添えても合います。
薄く切ってサラダやオードブルに
薄くスライスして、レタスやトマトなどと一緒に盛り付ければサラダに。
チーズやクラッカーなどと並べれば、年末年始の簡単なオードブルにも使えます。
サンドイッチにする
厚めに切ったハムをパンにはさんでもおいしく食べられます。
レタスやチーズ、卵などを組み合わせれば、朝食や昼食にも使いやすいですね。
お歳暮のハムが余ったときの簡単な使い道
一度に食べ切れない場合は、普段の料理に少しずつ使っていけば無理なく消費できます。
チャーハン
角切りにしたハムをチャーハンへ。
焼豚の代わりのような感覚で使えます。
スープ
キャベツ、玉ねぎ、じゃがいもなどと一緒に煮れば、ハムのうま味が出て簡単なスープになります。
パスタ
細く切ったハムを、クリーム系やトマト系のパスタに加えても使えます。
お雑煮や汁物のアレンジ
旧記事では、
お歳暮でもらったハムを、おせちの余り野菜と一緒にだし汁で煮てお雑煮に
という使い方を紹介していました。
定番のお雑煮とは少し違いますが、年末年始にハムと野菜が余っているなら、洋風のスープ仕立てなどにアレンジしてもよいですね。
こんな状態のハムは食べない方がいい?
賞味期限内であっても、開封後の保存状態などによって傷むことがあります。
伊藤ハムでは、商品に「ぬめり」が発生している場合は傷んでいる状態と考えられるため、食べないように案内しています。
また、
- いつもと違う強いにおいがする
- 見た目に異常がある
- 保存方法を守れなかった
- 開封後かなり時間がたっている
など、状態に不安がある場合は無理に食べないようにしましょう。
「加熱すれば大丈夫」と自己判断するのも避けた方が安心です。
まとめ
お歳暮のハムは、調理しやすく、贈答用として特別感があり、いろいろな料理に使いやすいことなどから、長く定番ギフトとして親しまれてきました。
そして、もらったハムを保存するときに一番大切なのは、
「ハムは何日もつ」と決めつけず、商品の保存方法と賞味期限を確認することです。
未開封なら表示どおりに保存し、開封後はラップなどで密着させて冷蔵し、賞味期限にかかわらず早めに食べましょう。
冷凍についても一律におすすめするのではなく、商品表示やメーカーの案内を確認して判断するのが安心です。
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